私はTOEIC600点台のレベルからTOEIC875点を取得しました。
詳しくは、以下の記事にまとめております。
本記事では、私の勉強方法の中の模試について詳しく説明したいと思います。
また、合わせて、使用した教材についても紹介します。
目次
1. 模試
模試で実施したことを要約すると、以下です。
- TOEICの本番形式と同じ形式で収録されている教材を6冊使用した
- 1冊あたり1周した
- 本当は2周以上したかったが、時間がなくできなかった
- TOEICの公式問題集は、リスニング45分/100問、リーディング75分/100問を休まずに解いた
- リスニングだけ、リーディングだけの教材も使用したが、これらの教材は、リスニングだけ、リーディングだけ解いた
- 間違えた設問だけ復習した
- 本当は正解した設問も復習したかったが、復習に2時間以上かかることになるため、時間がなく断念した
- 正解した設問も、理解せずに、適当にマークした問題もあるため復習すべきだった
- 本当は正解した設問も復習したかったが、復習に2時間以上かかることになるため、時間がなく断念した
- これまで実施してきた解き方を本試験でそのまま実施しても良いかを見極め、必要により改善していった
1-1. 勉強方法
私の勉強法の最後の模試では、本試験と同じ形式で問題を解き、2時間の集中力を養うことと、時間制限や時間配分について考えることを目的としました。
さらに、以下のような解き方を本試験で実施するか、別の方法がよいかを見極め、改善することを実施していきました。
- Part2は、聞こえてくる英文の最初の単語を聞き漏らさないようにする
- Part3と4は、本文が聞こえてくる前に、設問を必ず先読みする
- 余裕があれば、選択肢も先読みする
- Part7は、短い本文なら設問の先読みをしないが、長い本文なら設問を先読みする
上記の解き方を模試で試してみて、少しずつ改善しました。
例えば、Part7の本文が長いものでも、自分が得意な内容(ビジネス文書)については、設問の先読みをしない方が早く解けることがわかったので、先読みをしないという判断になりました。
このように、模試により、本試験をどのように解いていくかを考えることができました。
本試験と同じように解く
TOEICの公式問題集を使用したのですが、本試験と同じように、リスニング45分/100問とリーディング75分/100問が収録されています。
そのため、私は、本試験と同じように、リスニング45分とリーディング75分を休みを入れずに解きました。
これにより、2時間休まず問題を解き続ける感覚を身につけていき、体に慣れさせました。
そして、2時間経ったら答え合わせをして、1問5点としてスコアを計算しました。
本当は990点満点であり、上記の計算をすると、1000点満点になるので本試験とは少し異なりますが、ざっくりとスコアを知りたかっただけなのでよしとしました。
本記事の後半の教材のところで、私の得点を示しますが、815点~895点であり、模試のあとの本試験で875点でしたので、公式問題集はそれなりに自分のスコアを確かめられると思ってます。
復習は間違えた設問だけにした
私は1月13日にTOEICの本試験でしたが、1/5から1/12までの8日間、1日1試験分の模試を解きました。
そして、全ての問題について答え合わせをして解説を読んで、理解し、分からなかった単語を覚えたり英文をリスニングしたりする予定でした。
ただ、勉強時間が限られており、全ての問題に対してはできませんでした。
問題を解くだけで2時間を要します。
すべての問題を復習する場合、さらに2時間以上必要になることでしょう。
勉強計画が順調に進んでいれば、1試験を1週間かけて復習するなどして、しっかり復習できたと思いますが、私は計画が遅れていたためできませんでした。
そのため、間違った設問だけ復習しました。
- リスニングPart3と4であれば、間違った設問の本文をリスニング
- リーディングPart7であれば、間違った設問の本文で分からない単語やフレーズを覚える
本当は、正解した設問も復習すべきです。
なぜなら、正解した設問も、理解して正解した設問があれば、適当にマークしたら正解した設問もあるからです。
ただ、適当にマークしたかどうかを、すべての問題について精査すると、やはり時間がかかってしまいます。
そのため、もったいないですが、正解した設問の復習はしませんでした。
もしかしたら、この復習をしっかりできていれば、TOEIC900点を超えていたかもしれないですね。
勉強計画はしっかりと管理して進めていくべきでした(反省)。
1-2. 使用教材
模試で使用した教材は6冊です。
18日間(2018年12月26日~2019年1月12日)で、約61時間勉強しました。
【1冊目】TOEIC(R) テスト 新形式精選模試 リーディング
- 勉強時間
- 1周目: 15時間11分
- スコア(リーディングのみ)(1問5点で計算)
- 370点(12月26日)
- 340点(12月28日)
- 410点(12月29日)
- 410点(12月30日)
- 420点(12月31日)
本書は、リーディングだけの教材です。
リーディングのみ5試験分、収録されています。
【2冊目】TOEIC(R)テスト 新形式精選模試 リスニング
- 勉強時間
- 1周目: 16時間0分
- スコア(リスニングのみ)(1問5点で計算)
- 355点(12月26日)
- 355点(1月1日)
- 405点(1月2日)
- 400点(1月3日)
- 400点(1月4日)
本書は、リスニングだけの教材です。
リスニングのみ5試験分、収録されています。
【3冊目】公式TOEIC Listening & Reading 問題集 1
- 勉強時間
- 1周目: 8時間50分
- スコア(リスニング/リーディング)(1問5点で計算)
-
- 855点(445/410)(1月5日)
- 845点(405/440)(1月6日)
-
本書は、リスニングとリーディングについて、2試験分収録されています。
【4冊目】公式TOEIC Listening & Reading 問題集 2
- 勉強時間
- 1周目: 8時間32分
- スコア(リスニング/リーディング)(1問5点で計算)
-
- 860点(450/410)(1月7日)
- 815点(435/380)(1月8日)
-
本書は、リスニングとリーディングについて、2試験分収録されています。
上記のスコアのとおり、リーディングで400点を下回ってしまい、ショックを受けてしまいました。
少し他の公式問題集より難しいのかもしれないと思っています。
【5冊目】公式TOEIC Listening & Reading 問題集 3
- 勉強時間
- 1周目: 7時間14分
- スコア(リスニング/リーディング)(1問5点で計算)
-
- 835点(420/415)(1月9日)
- 820点(425/395)(1月10日)
-
本書は、リスニングとリーディングについて、2試験分収録されています。
【6冊目】公式TOEIC Listening & Reading 問題集 4
- 勉強時間
- 1周目: 5時間26分
- スコア(リスニング/リーディング)(1問5点で計算)
-
- 895点(425/470)(1月11日)
- 855点(435/420)(1月12日)
-
本書は、リスニングとリーディングについて、2試験分収録されています。
上記のスコアのとおり、895点で、後少しで900点でした。
結局、模試で900点を超えることはできず、本試験でも875点でした。
公式問題集は、しっかりと自分のスコアを表示してくれると思ってます。
私がしっかり復習をしていたら、模試よりTOEIC本試験のほうが得点が高かったと思われます。
2. 終わりに
よく、人の集中力は90分が限界だと言われます。
楽しいことをしているときは当てはまらないため、必ずしも90分だとは思いませんが、学校の授業時間などを考えると、そうなのでしょう。
それにもかかわらず、TOEIC試験は120分(2時間)です。
集中力が切れる人がいてもおかしくないでしょう。
ただ、TOEIC側のルールですから、変えることはできません。
受験生の私としては、そのルールに従い、いかに集中力を伸ばす(120分集中し続ける)かが重要です。
模試を何回も解いていけば、120分の集中する感覚が身に付きます。
人は慣れると苦労なく実施できます。
120分の集中もそうだと思ってます。
事前に何度も実施して感覚を身に付けておけば、本試験で集中力が大きく切れることはないです。
ぜひ模試を2時間連続で解き続けることをオススメしたいです。