【❷文法編】TOEIC875点を取得したときに使用した教材一覧

私はTOEIC600点台のレベルからTOEIC875点を取得しました。

詳しくは、以下の記事にまとめております。

 

本記事では、私の勉強方法の中の文法対策(リーディングPart5、6)について詳しく説明したいと思います。

また、合わせて、使用した教材についても紹介します。

目次

1. 文法対策/リーディングPart5、6

文法対策で実施したことを要約すると、以下です。

  • TOEIC用の文法対策教材を11冊使用した
  • 1冊あたり1周した
    • 本当は2周以上したかったが、時間がなくできなかった
  • 「覚えた」と思った単語は❌印をつけて、以降は勉強対象から外した
  • 音声を聞かなかった(CDを使用しなかった)

 

1-1. 勉強方法

文法の勉強は、基本的にはたくさんの問題を解いて解説を読むことだと思っています。

 

自分が今までに出会ったことない文法知識は、どう頑張っても答えることができません。

知っているか否か、これが重要だと思います。

 

そのため、たくさんの問題に出会うために、たくさんの教材を使用しました。

1つの文法知識も、たくさんの角度で(いろいろな例文で)勉強する方が、自分が覚えやすい表現に出会いやすく、頭に残りやすいと思っています。

 

また、私は飽き性で、同じ本を何度も短期間で繰り返すのが苦手なので、たくさんの教材を繰り返すことで、少し時間をおいて復習できるためやりやすかったです。

 

日本語の解説を読む

英語の文法の勉強は、日本語の解説を読むことだと思っています。

 

そのため、あまり英語の勉強になっていないという印象です。

つまり、面白くはないですね。

 

理想は、文法知識ではなく、英文を見ただけで感覚で正解が分かることです。

 

私は日本語の文章の間違えは、感覚で分かります。

それは、たくさんの正しい日本語に触れてきたためだと思ってます。

間違った日本語の文には違和感を覚えます。

 

こういう感じで英文も、正しい英単語(形容詞/副詞)を選べるようになるのが理想だと思います。

そのためには、多読が理想なのでしょう。

 

ただ、文法知識を頭に入れておけば、TOEICの点数が上がるのも事実です。

日本語でも、「国語」の授業で文法の勉強をしてきたわけなので、文法の勉強は悪くないと思います。

 

そのため、日本語でよいので、しっかりと解説を読み、正しい英文がなぜ正しいのか理解を深めることが重要だと思ってます。

 

音声は聞かない

文法対策の本でも、CDがついている(音声がついている)ものはありますが、私は使いませんでした。

 

これはリーディングの試験であり、書き言葉です。

 

洋書や英語記事を読む時に、声出しで読むこともあるかもしれませんが、基本的には黙読でしょう。

発音ができなくても読める(理解できる)というわけです。

 

TOEICの試験でも、文法問題で発音はテストされません。

 

そのため、音声を聞く時間を省き、その時間を文法知識の習得に当てました。

 

反省: 間違えた問題を何度も復習すべきだが、時間がなく、できなかった

勉強に復習は必須だと思っています。

私は1回で物事を完璧に覚えることはできません。

やはり一部は忘れてしまいます。

 

勉強したときに理解できていても、時間が経つと忘れるものがあります。

これを補うために復習は絶対に必要だと考えます。

 

この文法の勉強においても、11冊すべてについて、6周くらいする予定でした。

ただ、計画と比べ進み具合がよくなく、教材を1周して、次の読解対策に進んでしまいました。

 

ここが、私がTOEIC900点を取れなかった1つの理由だと思っています。

 

多くの教材を使っていますので、間違えた問題についても、他の教材で自然と復習されており、文法の点数は上がっていったと思ってます。

ただやはり、同じ教材で同じ問題で復習するほうが、覚えやすい問題だってあったはずです。

 

しっかり勉強すべきでしたね。

1-2. 使用教材

文法対策で使用した教材は11冊です。

21日間(2018年11月5日~14日、11月27日~12月2日、1月5日~7日、1月10日~11日)で、約66時間勉強しました。

 

【1冊目】世界一わかりやすいTOEICテストの授業(Part5&6 文法)


  • 勉強時間
    • 1周目: 2時間55分

 

「世界一わかりやすい」シリーズは、TOEICを初めて受験する人などにオススメです。

まずは本書で、解き方を学べば、これ以降の教材でも学びやすくなると思います。

 

【2冊目】TOEIC(R) L&Rテスト 究極のゼミ Part5&6


  • 勉強時間
    • 1周目: 8時間37分

 

「究極のゼミ」シリーズは、それなりに問題数も多く、解説も丁寧です。

文法知識をしっかり頭に入れながら、問題の解き方を理解するのによい教材だと思います。

 

【3冊目】1駅1題 新TOEIC TEST文法特急


  • 勉強時間
    • 1周目: 3時間27分
    • 模試のとき: 1時間9分

 

「文法特急」シリーズを選んだのは、文法問題を大量に解くことができるためです。

本書だけでなく、これ以降の、単語特急や熟語特急などもあったので、シリーズをまとめて全部やりました。

 

これだけ多くやれば、TOEIC本番試験でも似たような問題に出会うはずですし、点数が上がらないはずはないと思っています。

 

【4冊目】新TOEIC TEST 文法特急2 急所アタック編


  • 勉強時間
    • 1周目: 3時間19分
    • 模試の時: 1時間11分

 

「文法特急」シリーズの2冊目です。

たくさんの問題に出会うために実施しました。

 

【5冊目】TOEIC TEST 単語特急 新形式対策


  • 勉強時間
    • 1周目: 3時間10分
    • 模試の時: 19分

 

「文法特急」ではないですが、「単語特急」で、文法問題の単語関係の問題に特化した教材です。

 

【6冊目】新TOEIC TEST 単語特急2 語彙力倍増編


  • 勉強時間
    • 1周目: 3時間20分
    • 模試の時: 36分

 

「単語特急」の2冊目です。

たくさんの問題を解くために購入しました。

 

【7冊目】新TOEIC TEST 単語特急3 頻出語言い換え集


  • 勉強時間
    • 1周目: 3時間33分
    • 模試の時: 40分

 

「単語特急」の3冊目です。

同じく、たくさんの問題を解くために購入しました。

 

【8冊目】新TOEIC TEST 熟語特急 全パート攻略


  • 勉強時間
    • 1周目: 2時間53分

 

「熟語特急」は、今までの「文法特急」と「単語特急」とは違い、リスニングを含むPart1~7の全パートでよく出る熟語が載っていました。

私は文法の勉強をしたかったので、少し本書は違うなと思ったのですが、一応一周しました。

 

【9冊目】TOEIC L&R TEST 900点特急 パート5&6


  • 勉強時間
    • 1周目: 4時間54分

 

「特急」シリーズですが、本書は難問を集めています。

私は本書で、TOEICを勉強するのをやめようかと思いました。

いわゆる挫折です。

 

正直、精神的に危なかったです。

 

本書をやるまでにたくさんの文法問題を解いてきたのに、間違えまくりました。

 

なんとか挫折を乗り越えましたが、本書を実施する人は精神面で注意した方が良いかもしれません。

今までの文法知識では正解を導けない問題が出てくるかもしれません。

 

【10冊目】新TOEIC TEST 900点特急Ⅱ 究めるパート5


  • 勉強時間
    • 1周目: 5時間18分

 

本書も、難問を集めています。

1つ前の本もそうですが、TOEIC900点を取得している人が使う本なのではないかと思っています。

 

【11冊目】TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問


  • 勉強時間
    • 1周目: 20時間19分
    • 模試の時: 58分

 

本書はたくさんの文法問題を収録しているので、もしあまりお金を使いたくない人は、本書をオススメしたいです。

私が考えていた「たくさんの問題に触れる」というのは、本書だけでも満たされると思います。

 

2. 終わりに

私は、9冊目と10冊目を実施した後、11冊目を実施することなく、次の読解対策に移ってしまいました。

そして、その後、読解対策の途中で戻ってきます。

 

9冊目と10冊目で心が折れたからです。

 

「文法知識なんてなくても英語を読むことはできるわ!」と、文法問題自体にキレてしまいました。

それだけ難問の集まりでした。

 

ただ単に難問を解いて、不正解だっただけなら何も感じなかったと思います。

この前に、何冊の本も実施したのに、間違えたから自分自身への怒りが込み上げたのだと思います。

 

そのため、9冊目と10冊目を実施するタイミングに注意した方がよいと思っています。

「文法なんて簡単じゃん」という気持ちで取り組むと、もしかしたら心が折れるかもしれません。

 

ただ、私はTOEIC900点を取れなかったのは、この難問を落としたからかもしれませんので、しっかりと教材をやり通すことは重要だと思います。

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