記事まとめ
- 一眼レフカメラであるBMPCC4K(ブラックマジックデザイン社のシネマカメラ:Blackmagic Pocket Cinema Camera 4K)を車載設置する方法を紹介する
- Amazon製の三脚を後部座席に設置した
- カメラを設置中は、後部座席も助手席も利用できない
- バックミラーがジャマである
私はドライブが好きです。
そもそも車が好きで、高級外車を眺めるのが好きです。
私は、日本の観光地や文化を英語で紹介していくことを考えていますが、その際、ドライブ動画を撮りたいと思っていました。
そのため購入したカメラが、GoProカメラです。
本ブログでも、GoProカメラの紹介をしています。
ただ、GoProカメラには少し気になる点があります。
「画角を変えられないこと(ズームができない)」「広角になること」の2つです。
私は広角が強すぎる動画をどうも好まないようです。
ホームムービーやYouTube動画では見やすくて素晴らしいのですが、シネマチック(映画っぽい)な映像が好きで、その場合、あまり広角が強すぎるのは違うかなと感じています。
私は、シネマチックな動画で観光地を撮影をしたいと思い、BMPCC4Kを購入しました。
当然、ドライブ動画もシネマチックにしたいと思ったのですが、どうしても車に設置ができませんでした。
その際、インターネットで、「一眼カメラ」「車載」と検索して調査しました。
しかし、なかなか自分ができそうな方法が見つかりませんでした。
一時は「GoProでいいや」と諦めたのですが、その後、やはりシネマチックな撮影にこだわりたいと思い、BMPCC4Kを車載する方法を考えます。
- GoProの車載動画はすばらしいですが、熱暴走(高温による撮影停止)が発生し、夏は使いにくいという評価にもなっていました
そして、なんとか車載設置ができ、ドライブ動画が撮影できるようになりました。
ただ、結論を言ってしまうと、誰でもできるような設置方法ではないと思います。
そのため、「こういう方法もあるのだな」と参考にする程度として、本記事を読んでいただければと思います。
目次
1. BMPCC4Kの車載設置方法
- 1-1. 設置に使用した物品:Amazon製の三脚
- 1-2. 車載方法
- 1-3. ドライブ撮影画角
1-1. 設置に必要な物品
車載設置に使った物品は、Amazon製の三脚です。
残念ながら、2021年2月現在は販売されていないようです。
Amazonベーシック製品であり、1万円以下で購入しました。
こちらを持って、観光地で撮影しようと思ったのですが、あまりにも重くてやめました。
押し入れの中で眠っていたのですが、もったいないなぁと思って、利用することにしました。
1-2. 車載方法
車載方法としては、後部座席の床の出っ張りの部分に三脚を固定して、センターポジションに設置する方法です。
おそらく、出っ張りがない車が多いので、すでに真似できないと思います。
すみません‥。
上記のとおり、出っ張り部分に、三脚の2脚と1脚を分けて挟み込むと、これ以上三脚の足を広げられないようになっており、出っ張り部分を押さえ込むようになります。
この押さえ込みの力を利用して固定しました。
出っ張り部分に跡がつくように、締めている状態です。
ただ、これでもまだ、カメラとレンズの重さで三脚が動くため(さらにドライブなので車の動きによっても動く)、ひもで固定しています。
1箇所目は、下記写真のとおり、後部座席用の手すりの部分です。
2箇所目の固定の位置は、助手席のヘッドレストの柱部分です。
ここまでで、「こんな方法真似できねぇよ!」と思われたと思います汗。
期待して読まれた方、申し訳ないです。
ただ、私も結構工夫したつもりであり、この方法しか見つからなかったのです。
よく映画の撮影風景をテレビや動画で見ることができますが、さまざまな機材が使われているかと思います。
やはり、あれくらいのことをしないと、良い映像は撮れないのだと思っています。
そのため、上記のような私のやり方は、格好は悪いですが、良い映像を撮るために我慢すべきことだと考えています。
1-3. ドライブ撮影画角
最後に、撮影した場合の画角を紹介します。
私は、BMPCC4Kのレンズは、「OLYMPUS マイクロフォーサーズレンズ M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO 高倍率ズームレンズ」を使っています。
ズームレンズで、手振れ補正がついています。
BMPCC4Kはカメラ本体に手振れ補正がついていませんので、ドライブ動画でも観光地動画でも手振れ補正レンズが役立つと思っています。
別途、手振れ補正を切った場合、ドライブ動画がどう変わるのかを実験してみたいと思います。
12mmの場合(35mm判換算で24mm)
12mmでは、以下の写真のように撮影できます。
広角が強くなるためあまり好ましくないですが、車内を撮影でき、自分の運転と外の風景の両方を撮影できます。
動画編集ソフトで拡大すれば、前方の風景だけの映像に編集もできるので、この画角がよいかなと思っています。
ただし、拡大すると画質が劣ります。
31mmの場合(35mm判換算で62mm)
車内を撮影せず、ドライブ風景だけを撮影したい時は、30mm前後にしています。
画質を高画質に保ったまま撮影が可能になっています。
見てお分かりのように、「バックミラーがジャマ」になっています。
三脚をセンターポジションに設置しているため、どうしてもバックミラーが映ってしまいます。
私の車がセダンタイプであることも要因でしょう。
セダンはフロントガラスが広くないです。
助手席のヘッドレストの部分にカメラを設置できれば、この画角でもよい映像を作り出せると思っているのですが、現在は方法が見つかっていません。
今後探し求める予定です。
2. 終わりに
一眼レフカメラを車載設置している方で良さそうに思った方法は、ネジ穴や下記のようなクランプを使って、金属の棒で固定する方法です。
私も何度も挑戦しようと考えたのですが、私はDIY(何かを自分で作ってみる)は得意ではありません。
道具も持っていませんし、まず、どんなものを買えば良いのか見当もつきません。
そのため、簡単にできそうなことからやろうと思い、三脚を設置する方法を考え続け、本記事の方法を編み出しました。
今のところ、特に問題なく撮影できています。
ただし、やはり、バックミラーがジャマですね。
バックミラーがなければ‥と、いつも思います。
そのため、時期が来たら、助手席側に設置できる方法を探し求める予定です。
もし良い方法が見つかれば、記事にまとめたいと思います。