記事まとめ
- GoPro HERO6にHERO8に付属されている新型充電式バッテリーを装着し、連続撮影時間を測定した
- 4K/60fps:1時間12分
- 4K/24fps:37分〜1時間35分
- 1080p/240fps:43分
- 1080p/120fps:1時間32分
- 1080p/24fps:2時間1分
GoPro HERO8に付属されている充電式バッテリーは、HERO7までに付属されていたバッテリーと異なります。
以下の写真のとおり、青い枠がついているほうが、HERO8に付属されたバッテリーとなります。
僕はGoPro HERO6を持っているのですが、今回は、GoPro HERO6に新型バッテリーを装着したときの連続撮影時間を確かめてみました。
ちなみに、旧型バッテリーでのGoPro HERO6の連続撮影時間は以下の記事を参照ください。
目次
1. 撮影環境および撮影方法
- 1-1. 撮影場所:自宅(室内)
- 1-2. GoPro設定内容(環境設定):WiFi/GPSオン 他
- 1-3. GoPro設定内容(ビデオモード設定):4K/60, 4K/24, 1080p/240, 1080p/120, 1080p/24
1-1. 撮影場所
撮影は自宅(室内)で実施しました。
比較的、良好な環境とするため日向ではなく日陰に設置しましたが、冷房や扇風機の風をGoProにあてたりはしておりません。
ちなみに、撮影は2019年10月であり、室内気温は20℃前後でした。
室内で冷房をつけなくても快適に過ごせる環境でした。
1-2. GoPro設定内容(環境設定)
GoPro HERO6の主な設定内容は下表のとおりです。
設定項目 | 設定 |
電子音 | 消失 |
LED | オフ |
自動オフ | なし |
スクリーンセーバー | なし |
自動ロック | オフ |
GPS | オン |
WiFi | オン |
GPSとWiFiの設定をオフにすると、バッテリーの減り具合がゆるやかになる(連続撮影時間が延びる)かもしれません。
ただ、僕のGoProの使い方としてはオンの方が都合がよいのでオンにしました。
1-3. GoPro設定内容(ビデオモード設定)
GoPro HERO6のビデオモードにおける設定内容は下表のとおりです。
この中から、「①4K/60、 ②4K/24、③1080p/240、④1080p/120、⑤1080p/24」の5つを実験しました。
ビデオ解像度 | FPS |
4K | 60/30/24 |
4K 4:3 | 30/24 |
2.7K | 120/60/30/24 |
2.7K 4:3 | 60/30/24 |
1440p | 60/30/24 |
1080p | 240/120/60/30/24 |
720p | 60 |
2. 連続撮影時間結果
各ビデオ設定時における、GoPro HERO6の連続撮影時間の結果は、下表のとおりです。
新型バッテリー | (参考)旧型バッテリー | |
4K/60fps | 1時間12分 | 57分〜1時間8分 |
4K/24fps | 1回目:37分 2回目:1時間35分(2019/10/19追記) |
1時間28分〜1時間32分 |
1080p/240fps | 43分 | 28分〜44分 |
1080p/120fps | 1時間32分 | 1時間17分〜1時間34分 |
1080p/24fps | 2時間1分 | 1時間52分〜1時間55分 |
2-1. 4K/60fpsの場合
4K/60fpsの場合、新型バッテリーでは、連続撮影時間は1時間12分となりました。
バッテリー残量は0%でしたので、バッテリーが切れるまで撮影ができました。
旧型バッテリーと新型バッテリーではそれほど大きな違いはありません。
2-2. 4K/24fpsの場合
4K/24fpsの場合、新型バッテリーでは、連続撮影時間は37分となりました。
バッテリー残量は56%となっており、おそらく高温シャットダウンによりストップしました。
旧型バッテリーより、連続撮影時間は短くなっています。
撮影環境による温度上昇の可能性がありますが、結果としては短くなってしまいました。
(2019年10月19日追記)
同じ環境でもう1度撮影したところ、1時間35分の撮影ができました。
バッテリー残量は0%でしたので、バッテリー切れまで撮影。
撮影環境は同じでしたが、GoPro本体の熱の上がり方など状況によるのだと思われます。
2-3. 1080p/240fpsの場合
1080p/240fpsの場合、新型バッテリーでの連続撮影時間は43分でした。
バッテリー残量は26%でしたので、高温シャットダウンによる撮影ストップです。
旧型バッテリーと新型バッテリーではそれほど大きな違いはありません。
2-4. 1080p/120fpsと24fpsの場合
1080p/120fpsと24fpsの場合、新型バッテリーでの連続撮影時間はそれぞれ、1時間32分と2時間1分となりました。
バッテリー残量は0%となっており、バッテリーがなくなるまで撮影ができました。
旧型バッテリーと新型バッテリーではそれほど大きな違いはありません。
3. 終わりに
まとめ
- 新型バッテリーをGoPro HERO8に装着しても撮影が可能
- ビデオモード設定により、旧型と新型バッテリーでは撮影時間が多少異なるところもあるが、全体としては大きく変わらない
GoPro HERO6よりHERO7で実験すべきだと思っていますが、僕はHERO7を持っていません。
それほど大きく変わらないのではないかと思ってます。
GoPro HERO6は、HERO8が使えなくなったときのバックアップ機として観光地へ持っていく予定です。
HERO6はハイパースムーズ機能がないため、カルマグリップに装着することになるでしょう。
今回の実験は、このようにバックアップ機として使うための準備企画でした。
⬇️GoPro HERO 6