GoPro HERO8 車載設置時(前面部)のタイムラプスの連続撮影時間

記事まとめ

  • GoPro HERO8を車の前面部に設置して、タイムラプスの連続撮影時間を測定した
  • タイムラプス(1080p/0.5秒間隔):約45分
    作成されたファイル(1080p/30fps):2分57秒

 

現在、ドライブ動画を撮るための車載動画作成の方法を検討しています。

先日の実験で、1080pでも4Kでも、「高温」による撮影停止が発生することがわかりました。

 

車の前面部は、下記の写真の位置です。

 

 

車の前面部は直射日光があたり温度上昇が激しいため、撮影停止が発生しています。

 

「1080pと4K撮影より負荷が低い設定であれば大丈夫ではないか?」

 

ということで、今回は、タイムラプスの連続撮影時間を測定してみました。

目次

1. 撮影環境および撮影方法

  • 1-1. 撮影場所:車内(駐車場)
  • 1-2. バッテリー:GoPro HERO8 純正バッテリー
  • 1-3. GoPro設定内容(環境設定):WiFi/GPSオン 他
  • 1-4. GoPro設定内容(タイムラプス設定):1080p/0.5秒間隔

1-1. 撮影場所

撮影は車の車内の前面部にGoPro HERO8を設置して実施しました。

また、車は駐車場に止めたままにして、南向きに駐車しております。

つまり、直射日光があたり続ける悪環境で実施しました。

 

撮影は2019年11月であり、外部気温は、日中で18℃前後でした。

1-2. バッテリー

バッテリーはGoPro HERO8の純正バッテリーで実験を行いました。

ちなみにGoPro HERO8に付属する純正バッテリーは、GoPro HERO7までで付属してきたバッテリーと異なります。

1-3. GoPro設定内容(環境設定)

GoPro HERO8の主な設定内容は下表のとおりです。

設定項目 設定
電子音 消失
LED オフ
自動オフ なし
スクリーンセーバー なし
自動ロック オフ
GPS オン
WiFi オン
ハイパースムーズ オン

 

GPSとWiFiの設定をオフにすると、バッテリーの減り具合がゆるやかになる(連続撮影時間が延びる)かもしれません。

ただ、僕のGoProの使い方としては両方オンの方が都合がよいのでオンにしました。

1-4. GoPro設定内容(タイムラプス設定)

GoPro HERO8のタイムラプスにおける設定内容は下表のとおりです。

なお、解像度は4K、2.7K、1440p、1080pです。

この中から、「1080p/0.5秒間隔」の1つを実験しました。

間隔 録画時間 ビデオの長さ
0.5秒 5分 20秒
1秒 5分 10秒
2秒 10分 10秒
5秒 1時間 20秒
10秒 1時間 10秒
30秒 5時間 20秒
1分 5時間 10秒
2分 5時間 5秒
5分 10時間 4秒
30分 1週間 10秒
1時間 1週間 5秒

 

2. 連続撮影時間結果

各設定における、GoPro HERO8の連続撮影時間の結果は、下表のとおりです。


設定
録画時間 (参考)
ビデオの長さ
タイムラプス
1080p/0.5秒間隔 約45分 2分57秒
(1080p/30fps)
高温による撮影停止

 

残念ながら、バッテリー切れまで撮影はできず、高温により撮影停止が発生しました。

バッテリー残量は62%でした。

 

ちなみに、作成されたファイルは以下です。

1080p/0.5秒間隔:2分57秒のファイルが1つ

 

本当は、4K/0.5秒間隔でも実験したかったのですが、1080pでダメだったのでやめました。(タイムワープも実験したかったですが、おそらくダメだと予測してます)

3. 終わりに

まとめ

  • GoPro HERO8を直射日光があたる車の前面部に設置した場合、バッテリー切れになるまで撮影することはできなかった

 

45分間撮影できていますので、合格点だという人もいると思います。

僕も悪くはないと思ってます。

ただ、「バッテリー切れ」とは異なり、高温ストップはいつ発生するかが予測できません

 

危険ですからGoProカメラを気にしながら運転したくありません。

また、途中で撮影がストップしたらすぐに対応できず、「路肩に車を止めてGoProカメラを冷ましたり‥」などの対応が必要になってしまいます。

そういった点で、僕の中では不合格ですかね。

 

さて、今後のドライブ動画はどうやって撮影しよう‥。

 

とりあえず、1080p/0.5秒間隔で撮影していきたいと思ってます。

今回の実験はあくまでも、四六時中、直射日光があたる、最悪の環境での結果です。

通常の運転であれば、日陰運転やトンネル内運転もあるので、ドライブの目的地まで持つかもしれません。

 

また、新たなことがわかれば情報共有したいと思います。

 


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