記事まとめ
- GoPro HERO8を車の前面部に設置した時の連続撮影時間を測定した
- 4K/30fps:16分
- 4K/24fps:14分
- 1080p/60fps:14分
- 1080p/30fps:15分
- 1080p/24fps:16分
- 直射日光があたる場所に設置しているため、高温による撮影停止が発生した
GoPro HERO8を車に設置し、ドライブ動画を撮影したいと考えてます。
現在設置場所を検討中なのですが、まずは前面部への設置を検証することにしました。
下記の写真の位置です。
あまりよい検証結果とはなりませんでしたが、ご参考に情報提供します。
なお、GoPro HERO8を自宅の比較的良環境で連続撮影時間を測定した結果は以下の記事です。
目次
1. 撮影環境および撮影方法
- 1-1. 撮影場所:車内(駐車場)
- 1-2. バッテリー:GoPro HERO8 純正バッテリー
- 1-3. GoPro設定内容(環境設定):WiFi/GPSオン 他
- 1-4. GoPro設定内容(ビデオモード設定):4K/30, 24fps, 1080p/60, 30, 24fps
1-1. 撮影場所
撮影は車の車内の前面部にGoPro HERO8を設置して実施しました。
また、車は駐車場に止めたままにして、南向きに駐車しております。
つまり、直射日光があたり続ける悪環境で実施しました。
撮影は2019年10月であり、外部気温は、日中で18℃前後でした。
1-2. バッテリー
バッテリーはGoPro HERO8の純正バッテリーで実験を行いました。
ちなみにGoPro HERO8に付属する純正バッテリーは、GoPro HERO7までで付属してきたバッテリーと異なります。
1-3. GoPro設定内容(環境設定)
GoPro HERO8の主な設定内容は下表のとおりです。
設定項目 | 設定 |
電子音 | 消失 |
LED | オフ |
自動オフ | なし |
スクリーンセーバー | なし |
自動ロック | オフ |
GPS | オン |
WiFi | オン |
ハイパースムーズ | オン |
GPSとWiFiの設定をオフにすると、バッテリーの減り具合がゆるやかになる(連続撮影時間が延びる)かもしれません。
ただ、僕のGoProの使い方としては両方オンの方が都合がよいのでオンにしました。
1-4. GoPro設定内容(ビデオモード設定)
GoPro HERO8のビデオモードにおける設定内容は下表のとおりです。
この中から、「4K/30, 24fps」と「1080p/60, 30, 24fps」の5つを実験しました。
ビデオ解像度 | FPS |
4K | 60/30/24 |
4K 4:3 | 30/24 |
2.7K | 120/60/30/24 |
2.7K 4:3 | 60/30/24 |
1440p 4:3 | 120/60/30/24 |
1080p | 240/120/60/30/24 |
5つの設定を選んだ理由は、自宅の良環境でバッテリー切れまで連続撮影ができた設定だからです。
「4K/60fps」「1080p/240fps」「1080p/120fps」の設定は、バッテリーがなくなる前に、GoProカメラ本体の温度上昇により、高温撮影停止が発生しました。
今回は、自宅よりも悪環境(高温)の場所での撮影になるため、良環境で高温撮影停止が発生した設定は除きました。
2. 連続撮影時間結果
各ビデオ設定時における、GoPro HERO8の連続撮影時間の結果は、下表のとおりです。
連続撮影時間 | ||
車内設置(前面部) | (参考)自宅 | |
4K/30fps | 16分 | 59分 |
高温停止 | ||
4K/24fps | 14分 | 1時間13分 |
高温停止 | ||
1080p/60fps | 14分 | 1時間6分 |
高温停止 | ||
1080p/30fps | 15分 | 1時間32分 |
高温停止 | ||
1080p/24fps | 16分 | 1時間33分 |
高温停止 |
残念な結果ですが、上記すべての設定において、高温による撮影ストップが発生しました。
撮影ストップ時のバッテリー残量は、「4K/30fps:79%」「4K/ 24fps:84%」「1080p/60fps:82%」「1080p/30fps:81%」「1080p/24fps:84%」でした。
今回のGoProカメラ設置場所は、非常に悪環境です。
ドライブをしていて、直射日光が当たり続けることは少ないと思います。
トンネルの中や日陰でのドライブもあるためです。
ただ、僕の個人的な感想としては、直射日光があたり続けるドライブもあると思ってます。
例えば僕の地域では、広島県東広島市→呉市、鳥取県/島根県→広島県など、南方向へ進み続けるドライブ時には直射日光が当たり続ける印象です。
こういうときの撮影時は、GoProカメラの撮影がストップした記憶があります。
3. 終わりに
まとめ
- GoPro HERO8を車の前面部に設置する撮影は、状況によって厳しい(高温による撮影停止が発生する場合がある)
今回の実験結果は残念な結果です。
ドライブレコーダーの代わりにGoProカメラを設置することも考えていたのですが、厳しいという印象です。
直射日光が当たり続けないように、GoProカメラの上部に傘のようなものを設置して、日陰を作る対策などが必要になると思われます。
僕はそこまでの対策をする予定はありません。
ただ、何かしら改善したいと思います。
今考えているのは、「前面部に設置し、タイムワープ/タイムラプスで撮影する」「助手席のヘッドレストにGoProカメラを設置する」です。
これらの実験が終わりましたらまた情報共有したいと思います。