記事まとめ
- 【不具合内容】
- GoPro HERO9を車に設置して撮影している際、5分くらいで撮影が止まった
- 熱による撮影停止かと思ったが、それほど熱を帯びていなかった
- 再度、撮影開始しても、5分くらいで撮影が停止した
- 自宅で確認すると、「SDカードエラー」の警告が出て、停止していた
- マイクロSDカードをGoPro HERO8へ装着すると、GoPro HERO8でも「SDカードエラー」が出た
- GoPro HERO9を車に設置して撮影している際、5分くらいで撮影が止まった
- 【対応】
- 別のマイクロSDカードを装着すると、GoPro HERO8/9共に、撮影可能となった
- 【原因】
- 不明
- ただ、不具合があったマイクロSDカードをパソコンに装着して、ファイルを保存したが、転送時間が普段よりも遅かった
私は2021年8月現在、GoPro HERO8とGoPro HERO9を、車に設置して、ドライブ動画を撮影しています。
どちらかというと、ドライブレコーダーの代わりで、特に、ドライブ動画をYouTubeなどに投稿しているわけではありません。
今回、ドライブ動画撮影において、「SDカードエラー」による撮影停止に遭遇したので、記事としてまとめておこうと思います。
目次
1. GoProにおける「SDカードエラー」の発生と対応
今回発生した不具合をまとめます。
1. 撮影停止の発生
ある日(2021年8月3日)、いつもどおりドライブ動画を撮影していたのですが、車の後方を撮影しているGoPro HERO9が、5分程度撮影した後、停止してしまいました。
GoProは、熱(暑さ)に弱い!
GoProは「熱(暑さ)に弱い」という印象があり、夏の車における撮影では、けっこう撮影停止しています。
今回も同じだろうと思ったのですが、いつもと違うのは、撮影開始(ドライブ開始)から5分程度しか経っていないことでした。
私の車は、日陰になる駐車場に停めているため、ドライブ開始時点では、それほど車内の温度は高くありません。
撮影停止するのは、炎天下での駐車の時やその後が多いです。
- スーパーに出かけるときは撮影可能(所要時間10分くらい)
- スーパーの駐車場に車を止める(撮影を停止する)
- 買い物を終え、駐車場から自宅へ帰る際に撮影できないことが多い
- 買い物中に、車内の温度が上昇して、GoProが起動できないことが多いため
温度が高くないのに撮影停止した
今回は、撮影開始5分程度で停止しておりました。
車を止めて、GoPro本体を触ったのですが、特に熱くなっておりませんでした。
そして、再度GoProの撮影ボタンを押して、再出発したのですが、5分程度で撮影停止してしまいました。
この日は、後方の撮影を諦めて、ドライブに出かけました。
GoProのファームウェアを疑う
実は前日、GoProのファームウェアを最新バージョンにしたばかりでした。
そのため、この時点では、新しいファームウェアを疑っていました。
2. 自宅にて確認すると「SDカードエラー」の警告が出ていた
自宅に帰ってから、GoPro HERO9を撮影のまま放置していると、「SDカードエラー」により停止していることがわかりました。
これまで普通に使えていたのですが、急に使えなくなった状況です。
私が使っているマイクロSDカードは、「SanDisk Ultra (Class10) 128GB」です。
GoPro HERO8に装着しても「SDカードエラー」が出た
私は、GoPro HERO9のほかに、HERO8も所有しているので、該当のマイクロSDカードをHERO8にも装着してみました。
すると、同じように、5分ほどで停止して、「SDカードエラー」の警告が出てきました。
別のマイクロSDカードを装着することで復旧
マイクロSDカードをいくつか持っているため、別のマイクロSDカードをHERO9に装着してみると、5分以上の撮影ができるようになりました。
「SDカードエラー」は出ませんでした。
原因は、該当のマイクロSDカードにありそう
その後、該当のマイクロSDカードを、パソコンに装着して、音楽ファイルなどを保存してみたのですが、保存はできました。
ただ、保存時間(ファイル転送時間)が、明らかに他のマイクロSDカードより遅かったです。
これにより、該当のマイクロSDカードになんらかの故障が発生していると考えられます。
とりあえず、該当のマイクロSDカードはGoProの撮影用には使用しないこととしました。
2. 終わりに
GoProを手に持って撮影している場合は、GoProのモニター画面を見ていることが多いため、原因をすぐに見つけやすいと思います。
今回の例のように、車に設置して、モニター画面を見ない撮影の場合は、ついつい今までの経験上で、故障原因を決めようとしてしまいます。
私は今回、いつもと状況は違うのですが、「熱による撮影停止」も疑っていました。
それ以外の停止をあまり経験していないからです。
こういった場合、原因不明(熱のせいにしたまま)のまま、いつも撮影停止してしまい、
「GoProなんてもう使わないわ!」
という感情に変わっていったかもしれません。
- ちなみに私は熱で止まっているときはいつも思っています
- 暑さに強いGoProを作って欲しいです‥
ただ、今回の原因は違いました。
マイクロSDカードを交換することで、引き続き長時間撮影が可能となりました。
もし、何度も撮影停止する場合は、一度、自宅でモニター画面を見ながら撮影してみることをお勧めします。
長時間モニター画面を見ておくのは面倒なので、スマートフォンなどで、モニター画面を動画撮影しておけば、便利かと思います。
撮影停止の場合は、撮影停止理由をGoProが警告として教えてくれることが多いので、しっかりGoProから情報を得るべきだと感じました。
なお、私はほかにも以下のような不具合に遭遇しています。
- 充電式バッテリーの不具合による撮影停止
- 別の充電式バッテリーを使ったら長時間撮影できるようになった
- GoPro本体が起動しない
- 充電式バッテリーを抜き差ししたら復旧
このように、原因はいろいろ考えられると思います。
そのため、不具合が連続して続くようであれば、GoPro本体以外のものを交換してみることをお勧めします。
- 充電式バッテリー
- マイクロSDカード
それでもダメなら、GoPro本体を疑うことになるでしょう。