記事まとめ
- 4K/60fps設定における1分あたりの動画容量:539MB〜659MB
- 4K/24fps設定における1分あたりの動画容量:500MB〜531MB
- 1080p/240fps設定における1分あたりの動画容量:557MB〜659MB
- 1080p/120fps設定における1分あたりの動画容量:502MB〜514MB
- 1080p/24fps設定における1分あたりの動画容量:357MB〜403MB
GoPro HERO6 Black(以下、GoPro HERO6)で撮影した動画や写真は、GoPro本体に保存することはできず、マイクロSDカードに保存されます。
そのため、GoProHERO6を購入する場合、合わせて、マイクロSDカードの準備が必要です。
マイクロSDカードは種類がたくさんありどれを選べばよいか迷うと思いますが、とりあえずはGoPro社の推奨カードを選んでおけば無難です。
GoPro社の公式ウェブサイトはこちら(GoProカメラで動作するSDカード)となります。
ちなみに僕は「SanDisk Ultra 128GB microsdxcⅠ」を利用していますが、上記のウェブサイトを把握せずに購入してしまったため、推奨カードではありません。
さて、マイクロSDカードは容量により価格が異なります。
32GB⇨64GB⇨128GBのように、保存できる容量が多いほど価格は高くなります。
そのため、自分の撮影状況に合わせて、ベストなものを選ぶことが重要です。
今回は、GoPro HERO6の撮影設定や撮影時間によりどのくらいの容量が必要になるか実験してみました。
目次
1. GoPro本体にマイクロSDカードを挿入した時の表示結果
GoPro HERO6にマイクロSDカードを挿入し電源をオンにすると、撮影可能時間が表示されます。
128GBのマイクロSDカードを挿入した場合の撮影可能時間表示は下表のとおりです。(僕が利用する予定の設定のみ抜粋)
1分あたりの容量は、下記の計算式で計算しています。
1分あたりの容量(MB) = 128GB × 1,000(※) ÷ 撮影可能時間(分)
※1キロバイトは、1,000バイトなのか1,024バイトなのか分からなかったため、計算のしやすさから1,000としてます。
ビデオ解像度/FPS | 撮影可能時間 | 予測値(1分あたりの容量) |
4K/60 | 3時間14分 | 659MB |
4K/30 | 4時間1分 | 531MB |
4K/24 | 4時間1分 | 531MB |
1080p/240 | 3時間14分 | 659MB |
1080p/120 | 4時間9分 | 514MB |
1080p/60 | 5時間7分 | 416MB |
1080p/30 | 5時間17分 | 403MB |
1080p/24 | 5時間17分 | 403MB |
上表の撮影可能時間は、128GBのマイクロSDカードを挿入した時の表示結果ですので、64GBの場合は1/2、32GBの場合は1/4になると思われます。
2. 実際に撮影した結果
以下の5つのビデオ設定モードにおいて、1分あたりの撮影を行い、動画ファイルを作成しました。
「4K/60fps」「4K/24fps」「1080p/240fps」「1080p/120fps」「1080p/24fps」
また、先日、GoPro HERO6における連続撮影時間を測定したのですが、その際に作成された動画ファイルも結果として表にしました。
2-1. 4K/60fpsの場合
4K/60fpsの動画ファイルの結果は下表のとおりです。
撮影時間 | 容量 | 予測値(1分あたり) |
1分 | 539MB | 539MB(実測値) |
2分12秒 | 1.41GB | 640MB |
5分7秒 | 2.9GB | 566MB |
6分39秒 | 4GB | 601MB |
GoProで作成される動画ファイルは、容量が4GBを超えると分割されます。
ただし、撮影が止まるわけではありません。
それぞれの4GBのファイルは動画編集時に、シームレス(コマ落ちなし)に接続できますのでご安心ください。
GoPro本体にマイクロSDカードを挿入した時の表示結果における、1分あたりの予測容量は659MBでした。
実際はそれより少ない容量となってますが、撮影する風景により動画容量は変わると思いますので、4K/60fpsの場合は1分あたり、539MB(実測値)〜659MBになると考えておけばよいでしょう。
2-2. 4K/24fpsの場合
4K/24fpsの動画ファイルの結果は下表のとおりです。
撮影時間 | 容量 | 予測値(1分あたり) |
1分 | 500MB | 500MB(実測値) |
3分23秒 | 1.68GB | 496MB |
7分38秒 | 3.79GB | 496MB |
8分3秒 | 4GB | 496MB |
GoPro本体にマイクロSDカードを挿入した時の表示結果における、1分あたりの予測容量は531MBでした。
4K/60fpsの場合と同様、実際はそれより少ない容量となってます。
4K/24fpsの場合は1分あたり、500MB(実測値)〜531MBになると考えておけばよいでしょう。
2-3. 1080p/240fpsの場合
1080p/240fpsの動画ファイルの結果は下表のとおりです。
撮影時間 | 容量 | 予測値(1分あたり) |
1分 | 557MB | 557MB(実測値) |
3分35秒 | 2.14GB | 597MB |
6分44秒 | 4GB | 594MB |
7分3秒 | 4GB | 567MB |
1080p/240fpsの場合も4K/60fpsなどと同様、長時間撮影の場合、4GBの動画ファイルで分割されるのですが、6分〜7分の中で色々作成されておりました。(6分47秒だったり6分48秒だったり)
上記はその一部を選定したものとなります。
GoPro本体にマイクロSDカードを挿入した時の表示結果における、1分あたりの予測容量は659MBでした。
4K/60fpsの場合と同様、実際はそれより少ない容量となってます。
1080p/240fpsの場合は1分あたり、557MB(実測値)〜659MBになると考えておけばよいでしょう。
2-4. 1080p/120fpsの場合
1080p/120fpsの動画ファイルの結果は下表のとおりです。
撮影時間 | 容量 | 予測値(1分あたり) |
1分 | 502MB | 502MB(実測値) |
4分23秒 | 2.18GB | 497MB |
5分49秒 | 2.89GB | 496MB |
8分3秒 | 4GB | 496MB |
GoPro本体にマイクロSDカードを挿入した時の表示結果における、1分あたりの予測容量は514MBでした。
4K/60fpsの場合と同様、実際はそれより少ない容量となってます。
1080p/120fpsの場合は1分あたり、502MB(実測値)〜514MBになると考えておけばよいでしょう。
2-5. 1080p/24fpsの場合
1080p/24fpsの動画ファイルの結果は下表のとおりです。
撮影時間 | 容量 | 予測値(1分あたり) |
1分 | 357MB | 357MB(実測値) |
2分33秒 | 908MB | 356MB |
8分58秒 | 3.18GB | 354MB |
11分17秒 | 4GB | 354MB |
GoPro本体にマイクロSDカードを挿入した時の表示結果における、1分あたりの予測容量は403MBでした。
4K/60fpsの場合と同様、実際はそれより少ない容量となってます。
1080p/24fpsの場合は1分あたり、357MB(実測値)〜403MBになると考えておけばよいでしょう。
3. 終わりに
まとめ
- 4K/60fps設定における1分あたりの動画容量:539MB〜659MB
- 4K/24fps設定における1分あたりの動画容量:500MB〜531MB
- 1080p/240fps設定における1分あたりの動画容量:557MB〜659MB
- 1080p/120fps設定における1分あたりの動画容量:502MB〜514MB
- 1080p/24fps設定における1分あたりの動画容量:357MB〜403MB
本記事で色々書いておりますが、 「1. GoPro本体にマイクロSDカードを挿入した時の表示結果」だけを参照すればいいと思います。
ビデオ設定モードにおける撮影可能時間とご自身の撮影における状況を考えて、複数のマイクロSDカードを用意するかやどの容量のマイクロSDカードを買うか検討しましょう。
マイクロSDカードは種類が多いため、出来るだけGoPro推奨カードを選ぶ方が良いと思います。
⬇️GoPro HERO 6