記事まとめ
- GoPro HERO8のソフトウェアバージョンが「01.20」のときの連続撮影時間を測定した
- 4K/60fps:24分
- 4K/30fps:59分
- 4K/24fps:1時間13分
- 1080p/240fps:23分
- 1080p/120fps:28分
- 1080p/60fps:1時間6分
- 1080p/30fps:1時間32分
- 1080p/24fps:1時間33分
GoPro HERO8のソフトウェアバージョンを「01.00」から「01.20」にアップデートしました。
以前、バージョン「01.00」において連続撮影時間を測定したのですが、今回はバージョン「01.20」で測定してみました。
バージョン「01.00」のときの連続撮影時間は以下の記事となります。
目次
1. 撮影環境および撮影方法
- 1-1. 撮影場所:自宅(室内)
- 1-2. バッテリー:GoPro HERO8 純正バッテリー
- 1-3. GoPro設定内容(環境設定):WiFi/GPSオン 他
- 1-4. GoPro設定内容(ビデオモード設定):4K/60, 30, 24fps, 1080p/240, 120, 60, 30, 24fps
1-1. 撮影場所
撮影は自宅(室内)で実施しました。
比較的、良好な環境とするため日向ではなく日陰に設置しましたが、冷房や扇風機の風をGoProにあてたりはしておりません。
ちなみに、撮影は2019年10月であり、室内気温は20℃前後でした。
室内で冷房をつけなくても快適に過ごせる環境でした。
1-2. バッテリー
バッテリーはGoPro HERO8の純正バッテリーで実験を行いました。
ちなみにGoPro HERO8に付属する純正バッテリーは、GoPro HERO7までで付属してきたバッテリーと異なります。
1-3. GoPro設定内容(環境設定)
GoPro HERO8の主な設定内容は下表のとおりです。
設定項目 | 設定 |
電子音 | 消失 |
LED | オフ |
自動オフ | なし |
スクリーンセーバー | なし |
自動ロック | オフ |
GPS | オン |
WiFi | オン |
ハイパースムーズ | オン |
GPSとWiFiの設定をオフにすると、バッテリーの減り具合がゆるやかになる(連続撮影時間が延びる)かもしれません。
ただ、僕のGoProの使い方としては両方オンの方が都合がよいのでオンにしました。
1-4. GoPro設定内容(ビデオモード設定)
GoPro HERO8のビデオモードにおける設定内容は下表のとおりです。
この中から、「4K/60, 30, 24fps」と「1080p/240, 120, 60, 30, 24fps」の8つを実験しました。
ビデオ解像度 | FPS |
4K | 60/30/24 |
4K 4:3 | 30/24 |
2.7K | 120/60/30/24 |
2.7K 4:3 | 60/30/24 |
1440p 4:3 | 120/60/30/24 |
1080p | 240/120/60/30/24 |
2. 連続撮影時間結果
各ビデオ設定時における、GoPro HERO8の連続撮影時間の結果は、下表のとおりです。
ソフトウェアバージョン | ||
01.20 | (参考)01.00 | |
4K/60fps | 1回目:24分 2回目:26分 |
40分 |
高温停止 | ||
4K/30fps | 59分 | 未測定 |
バッテリー切れ | ||
4K/24fps | 1回目:1時間13分 2回目:1時間12分 |
1時間24分 |
バッテリー切れ | ||
1080p/240fps | 23分 | 22分 |
高温停止 | ||
1080p/120fps | 28分 | 22分 |
高温停止 | ||
1080p/60fps | 1時間6分 | 未測定 |
バッテリー切れ | ||
1080p/30fps | 1時間32分 | 未測定 |
バッテリー切れ | ||
1080p/24fps | 1時間33分 | 1時間45分 |
バッテリー切れ |
4K/60fps以外の設定では、連続撮影時間に大きな変更はありませんでした。
4K/60fpsは、2回実験しましたが、両方とも25分前後となり、ソフトウェアバージョン01.00のときより短くなってしまいました。
4K/30, 24fpsと1080p/60, 30, 24fpsは、バッテリー切れによる撮影停止です。(それぞれのバッテリー残量は12%, 6%, 0%, 0%, 6%)
4K/60fpsと1080p/240fpsと1080p/120fpsは、「カメラの温度が高すぎます」という表示が出て、撮影が停止しました。(それぞれのバッテリー残量は、50%、56%、50%)
3. 終わりに
まとめ
- ソフトウェアバージョンを「01.00」から「01.20」にアップデートすると、4K/60fpsのときの連続撮影時間が短くなった
- 4K/24fps、1080p/240fps、1080p/120fps、1080p/24fps設定においては、大きな変更なし
GoPro HERO8のソフトウェアバージョンをアップデートしましたが、連続撮影時間が大きく改善されるというメリットはありませんでした。
4K/60fps設定では、逆に連続撮影時間が短くなってしまうという結果になりました。
ただ、連続撮影時間はGoProカメラ本体の熱によりストップしますので、撮影環境に大きく依存されます。
撮影する内容にもよると思います。(風景がコロコロ変わるような撮影は負荷が高くなる?)
今回の実験は、「01.00」のときと同じ環境で実施したつもりですが、連続撮影時間結果はあくまでもご参考ということでよろしくお願いします。