記事まとめ
- 2014年9月に新車で購入した「BMW320i Luxury(F30)」の10年目の法定1年点検費用(6回目の法定1年点検)についてまとめる
- 【法定1年点検費用】
- 44,316円
- 【内訳】
- 【必須】21,120円
- 12ヶ月法定点検整備: 21,120円
- 【消耗品関係】32,816円
- エンジンオイルの交換: 28,020円
- フラッシング/フューエルクリーナー: 4,796円
- 【値引き】-9,620円
- 【必須】21,120円
- 【参考】
- 走行距離: 40,619km(1年前の車検時から+320km)
- 次回の車検で、必要となるかもしれない項目
- タイヤ交換:18〜20万円
- バッテリー交換:5〜6万円
- ワイパー交換:1.2〜1.5万円
- ただし、物価高や円安の影響により、上記より高くなる可能性あり
- 【その他】
- 代車で「BMW M340i xDriveツーリング(ワゴン)」に乗ったが、「街乗りでは実力を確かめられない」「高速道路やサーキットで、アクセルを思い切り踏み込めば楽しそう」と感じた
私は2024年9月現在、BMW320i Luxury(F30)に乗っています。
2014年9月に、新車で5,229,381円で購入しました。
2024年9月は、購入から10年目となり、法定1年点検6回目の年ですので、正規ディーラーへ車を持って行きました。
法定1年点検および車検費用は、車の維持に関して、非常に気になることだと思います。
私もこのBMWは初めての外車のため、毎年の法定1年点検および車検は非常にドキドキしています。
結論から言うと、法定1年点検費用は「44,316円」でした。
2020年の法定1年点検時から、「タイヤ交換(当時は、「およそ17万円くらいかかる」と言われた)」がそろそろ必要となりそうだと言われてきましたが、今回も不要でした。
タイヤの溝(みぞ)が3.0mmを下回ったら、ディーラーとしてはタイヤ交換を推奨するようですが、3.2mm〜3.5mmでした。
ただ、新車購入から10年間、同じタイヤを履いているため、劣化により、亀裂などの損傷やひび割れが起きやすくなってくるようです。
(冬はスタッドレスタイヤに交換している時期もあったので、10年間ずっと同じタイヤで走っているわけではないですが..)
そのため、そろそろ交換した方がよいと言われております。
タイヤ交換費用は、「2020年は17万円くらい」「2023年は23万円くらい」と言われてきており、2024年の今回は、「18〜20万円くらい」と言われました。
ただし、提案されたタイヤの種類が以前提案されたタイヤと異なっており、タイヤ代が安くなっていましたので、少し性能が落ちたタイヤで提案された可能性があります。
また、円安や物価高など、さまざまな要因により、2025年のタイヤ交換費用が、20万円前後で対応できるかどうかは不明となります。
来年はさらに上がっているかもしれません。
「このまま壊れるまで、BMW320iを乗り続けていく!」と考えているので、そろそろタイヤ交換を実施してもよいのではないかと思っています。
それでは、10年目法定1年点検の費用の内訳についてまとめたいと思います。
目次
1. BMW3シリーズの10年目法定1年点検費用(6回目法定1年点検)
車を購入すると、毎年、車の点検が必要になります。
私のこれまでの結果は下表のとおりです。
1年目)法定1年点検 | 52,356円 注)領収書が残っていないため2016年と同額と考えた |
2年目)法定1年点検 | 52,356円 |
3年目)車検(1回目) | 115,000円 |
4年目)法定1年点検 | 54,472円 |
5年目)車検(2回目) | 223,894円 |
6年目)法定1年点検 | 59,580円 |
7年目)車検(3回目) | 145,640円 |
8年目)法定1年点検 | 46,334円 |
9年目)車検(4回目) | 170,000円 |
10年目)法定1年点検 | (今回)44,316円 |
2024年の9月に、10年目の点検(6回目の法定1年点検)になりました。
1-1. 10年目の法定1年点検費用は44,316円
BMW320i Luxury(F30)の10年目の法定1年点検費用は、44,316円でした。
内訳は以下のとおりです。
【必須項目】21,120円
12ヶ月法定点検整備 | 21,120円 |
【消耗品関係】32,816円
エンジンオイルの交換(2年に1回実施) | 28,020円 |
フラッシング/フューエルクリーナー(エンジン内部の洗浄だったと思います) | 4,796円 |
【値引き】-9,620円
必須項目
「12ヶ月法定点検整備: 21,120円」は、必須項目となります。
つまり、法定1年点検の年には、最低でも21,120円が必要ということですね。
ちなみに、前回(2年前)は、19,360円でしたので、1,760円値上がりしてます!
消耗品関係
残りの項目である、「エンジンオイルの交換: 28,020円」「フラッシング/フューエルクリーナー: 4,796円」は、消耗/汚れ具合により変動する項目です。
私の場合、特に故障がありませんでしたので、上記の2つの項目しかありませんでした。
エンジンオイルの交換は、法定1年点検の時、つまり、2年に1回の頻度で実施しています。
フラッシング/フューエルクリーナーは、確か、エンジン内部の洗浄だったと思います。
前回(2年前)の法定1年点検の項目になかったのですが、よく見ると、「エンジンオイルの交換」の項目に入っていました。
今回はなぜか、項目が分かれていただけのようです。
前回(2年前)の「エンジンオイルの交換」は25,302円で、今回は、「エンジンオイルの交換+フラッシング/フューエルクリーナー」で、32,816円なので、7,514円の値上がりですね。
ただ、-9,620円の値引きがありますので、結果として、2,106円安く仕上がっています。
物価高の中、ディーラーとして、頑張ってくれたんだと思います。
感謝です。
どれだけ乗ったのか?
ちなみに、部品の消耗は、使用頻度によると思いますので、私の走行距離を示しておきます。
2014年9月(購入) | 0 km | - |
2015年9月 | 14,345 km | - |
2016年9月 | 25,047 km | (+10,702 km) |
2017年9月 | 27,394 km | (+2,347 km) |
2018年9月 | 28,764 km | (+1,370 km) |
2019年9月 | 31,791 km | (+3,027 km) |
2020年9月 | 34,444 km | (+2,653 km) |
2021年9月 | 38,498 km | (+4,054 km) |
2022年9月 | 39,617 km | (+1,119 km) |
2023年9月 | 40,299 km | (+682 km) |
2024年9月 | 40,619 km | (+320 km) |
新車購入後10年目で、40,619 kmとなります。
もし10万kmを超えていたら、費用は変わっていたと思います。
なお、昨年の点検から320kmしか走っていません。
そのため、消耗が少なかったのだと思います。
消耗品関係の費用は、「たくさん走る人」と「それほど走らない人」では大きく変動すると思いますので、注意が必要です。
1-2. 今後の消耗品関係について
今後の法定1年点検/車検では、やはりタイヤ交換が迫ってます。
タイヤ交換(18万円〜20万円)
私が今回の法定1年点検で覚悟していたのは、タイヤ交換です。
タイヤ交換については、2020年から「次回の車検でタイヤ交換が必要になるかもしれない」と言われ続けておりました。
ただ、今回の法定1年点検では不要でした。
タイヤの溝の深さが、3mm以下で交換を検討するようですが、まだ3mmを超えています。
車に乗って遠出をすることが減っており、タイヤの消耗が抑えられているのだと思います。
物価高や円安の影響に注意
2020年のときは、タイヤ交換費用は約17万円と言われました。
(この中には、工賃とタイヤの廃棄処理費用も含まれています)
2023年では、約23万円と言われました。
そして今回は、18万円〜20万円と言われたのですが、「タイヤの種類」が変わっていました。
おそらく、より安価なタイヤに変わっているのだと思います。
私が昨今、あまり車に乗らないですし(年間320km)、タイヤ交換費用にビクビクしているのを伝えていたため、別のタイヤで提案してくれたのでしょう。
ただ、やはり、物価高や円安、社会情勢など、さまざまな要因により、タイヤの価格も上がってきているようです。
次回の車検である、2025年9月に、18〜20万円で対応してもらえる保証はありません。
20〜25万円あたりで、覚悟しておくべきでしょうね。
バッテリー交換
2019年の車検(2回目)で、バッテリー交換(およそ68,000円)をしております。
このバッテリーがだいたい、3年に1回の交換頻度のようで、2023年の車検(4回目)で必要になると思いましたが、まだ大丈夫でした。
そして、今回の法定1年点検では、交換を提案されたのですが、あまり車に乗っていないため、次の車検のときに検討する旨を伝え、今回は交換しませんでした。
次の車検(2025年)では、交換が必要になるでしょう。
バッテリーが貧弱になると、バッテリー上がりが発生して、大変ですからね。
ちなみに、バッテリー交換費用は、5〜6万円ということですが、こちらも物価高などにより、上がる可能性がありますね。
ワイパー交換
今回、ワイパー交換も提案されたのですが、必須ということではなかったので、実施しませんでした。
そのため、次回の車検時に、実施することになるでしょう。
前回は、2021年(3年前)に、12,320円で交換しています。
こちらも物価高などの影響により、1.2万円〜1.5万円くらいと考えておこうと思います。
1-3. 代車の楽しみ(BMW M340i xDriveツーリング(ワゴン))
点検での大きな楽しみが、代車だと思います。
点検待ち時の展示の新車確認も楽しいですが、自分が乗っている車と違う車に乗れる楽しみが代車にはあります。
私は、BMW320iに乗っていますが、今まで違う車種の代車を用意されています。
- BMW X2
- BMW 218d グランクーペ
- BMW 523d xDrive
- BMW 330e M Sport
- BMW 218d アクティブツアラー
今回は、「BMW M340i xDriveツーリング(ワゴン)」でした!
音がいい!
排気量2997ccの車です。
私が乗っているBMW320iの1997ccとは大違いです。
とりあえず、音がかっこいい!
エンジン始動時と、アクセルを踏んだ時の、「ブオンっ!」という音が最高に気持ちよかったです。
街乗りでは性能を確認できなかった‥高速道路で乗りたかった!
「BMW M340i xDriveツーリング(ワゴン)」で、ドライブを楽しませていただいたのですが、高速道路には乗らず、街乗りだけでした。
そのため、アクセルを思いっきり踏むことがなく、排気量2997ccの良さを感じることができなかったです。
また、私は街乗りにおいて、信号待ちの停車時からの初速が速い車が好きなのですが、「BMW M340i xDriveツーリング(ワゴン)」は、ちょっともたつくように感じられました。
あまり設定を変更しておらず、「アイドリングストップをオン」「オートパーキングをオン」にしていたため、それが原因かもしれません。
今まで乗った代車で比較すると、街乗りでは、「ディーゼルエンジンの車(BMW 218d)」「ハイブリッドエンジンの車(330e)」の方が好きです。
高速道路に乗れば意見は変わるだろう
上記は、あくまでも、街乗りをしたときの感想です。
高速道路に乗れば「BMW M340i xDriveツーリング(ワゴン)」の良さに気づいたのかもしれません。
時速60km以下の街乗りドライブでしたが、アクセルを踏んだとき、「もっと踏み込めば、ものすごい力で走りそうだわ〜」というのは感じ取れました。
高速道路とかサーキットとかで、思いっきりアクセルを踏めば、「BMW M340i xDriveツーリング(ワゴン)」が欲しくなるんだろうなと感じました。
街乗りだと、持て余す車ですね。
カタログでは、燃費は10.6km/L、価格は1,116万円です。
そのため、街乗りで燃費を気にしながらドライブするのではなく、高速道路での長距離ドライブを楽しむ車だと思います。
「BMW M340i xDriveツーリング(ワゴン)」に乗って、日本全国を旅すれば、快適で、楽しいドライブになるんだろうなと思います。
3. 終わりに
物価高の影響もあり、食品や生活用品などの価格が上がっています。
そのため、できれば自動車維持費を抑えたいと考えてしまいます。
ただ、車は危険な乗り物です。
ディーラーに交換を推奨された消耗品は、できるだけ交換する方が良いに決まっています。
年間に320kmしか乗らない(近くのスーパーに買い物に行く程度)ため、タイヤ交換はしなくてもいいと思っているのですが、そろそろ交換しないといけないなぁと思い始めています。
2025年の車検では覚悟を決めて、20万円超のタイヤ交換に踏み切ろうかと思います。
なお、本記事はあくまでも私の場合の一例だということでとらえていただければと思います。
ちなみに、6年目までの維持費や7/8/9年目の車検/点検については以下の記事でまとめておりますのでご確認ください。