2021年夏。
広島県の南、瀬戸内海に浮かぶ7つの島を7つの橋で結んでいる、安芸灘とびしま海道(あきなだとびしまかいどう)へドライブに行きました。
前回のドライブ記事では、私の故郷である下蒲刈島へ行きましたが、下蒲刈島は安芸灘とびしま海道の1つ目の島になります。
7つの島と7つの橋は、広島県呉市の本土から、以下のような名前の島と橋になります。
- 広島県呉市 →
- [1] 安芸灘大橋(あきなだおおはし)→下蒲刈島(しもかまがりじま)→
- [2] 蒲刈大橋(かまがりおおはし)→上蒲刈島(かみかまがりじま)→
- [3] 豊島大橋(とよしまおおはし)→豊島(とよしま)→
- [4] 豊浜大橋(とよはまおおはし)→大崎下島(おおさきしもじま)→
- [5] 平羅橋(へいらばし)→平羅島(へらしま)→
- [6] 中の瀬戸大橋(なかのせとおおはし)→中ノ島(なかのしま)→
- [7] 岡村大橋(おかむらおおはし)→岡村島(おかむらじま)
最後の岡村島は、愛媛県となります。
つまり、広島から愛媛県へ、県をまたぐ海道です。
- ただし、四国本土へは、岡村島から船に乗る必要がありますのでご注意を!
海と山の自然に囲まれた道をのんびりドライブすることになり、気持ちがリフレッシュされました。
車のドライブだけでなく、サイクリングにもよく利用されているようです。
確かに、サイクリングやバイク、オープンカーなどで走ると、もっと気持ちがいいんだろうなぁと感じました。
今回、ドライブ動画として、全区間を撮影しましたので、本記事で動画の内容を補足したいと思います。
目次
01. 出発地点:広島県東広島市
ドライブの出発地点は、広島県東広島市です。
西条町(さいじょうちょう)のファミリーマート付近を動画の出発地点としています。
東広島市で有名なのは、広島大学だと思います。
上記の地図を少し北にいくと、広島大学です。
Googleマップを見てわかるとおり、広島大学は、山や田んぼに囲まれています。
静かな土地で、落ち着いた雰囲気の中、学業に励みたい人はベストな大学だと思われます。
ちなみに私は10数年前、広島大学を受験しようと思いましたが、センター試験の得点が良くなく、受験せずに断念しました。
高校生の時、大学見学に行った時、「田舎だなぁ」と思ったのが懐かしいです。
2022年現在は、個人事業主として成功するため、家賃を極力抑えることを目的として、東広島市に移り住んでいます。
家賃は広島駅付近に住んでいた時に比べ、6万8千円も安くできました!
- 広島駅付近:74,000円(家賃)+15,000円(駐車場代)
- 東広島の現在:20,000円(家賃)+1,000円(駐車場代)
02. 国道375号
広島県の東広島市から呉市に向けて(南向き)は、国道375号(Wikipedia)を使いました。
国道375号は、広島県と島根県を結んでいる196.6kmの国道です。
- 起点:広島県呉市(くれし)
- 終点:島根県大田市(おおだし)
東広島市から呉市に向かう時は、いつも利用しています。
無料ですし、車もそれほど走っていませんので、快適な道路です。
基本的には田舎道で、田んぼに囲まれた道を突き進んでいきます。
都会の喧騒に疲れた人にとって、ドライブして楽しい国道だと思います。
私はいつか、この国道375号を、始点から終点までドライブしたいと思っています。
達成したら、本ブログで公開予定ですのでお楽しみに。
03. 国道185号
呉市に着いたら、国道375号は終了し、国道185号(Wikipedia)で東に向かいます。
国道185号は、広島県の呉市と三原市を結んでいる76.7kmの国道です。
- 起点:広島県呉市(くれし)
- 終点:広島県三原市(みはらし)
今回はその途中で、安芸灘大橋(あきなだおおはし)という橋へ向かうため、すべての道路を走りませんでしたが、瀬戸内海を沿って走る区間が多いため、海がよく見える道路になっていると予想します。
おそらく、ドライブして楽しい国道の1つでしょう。
こちらの国道も、いつか始点から終点までドライブしたい道路です。
04. 安芸灘大橋(あきなだおおはし)
いよいよ、安芸灘とびしま海道の1つ目の橋、安芸灘大橋です。
安芸灘大橋は、橋長1,175mの大きな橋です。
都道府県道に架かる橋の中では、日本最大の橋のようです。
中央径間750mは,吊橋として国内第9位の規模であり,本州四国連絡橋群を除き,都道府県道に架かる橋の中では我が国最大の橋である。
橋の両サイドは瀬戸内海が見えるため、気持ちがいいドライブとなりました。
橋は、歩いて渡ることも可能ですので、近くに車を停めて、歩いてみるのも良いかと思います。
有料!
なお、この最初の橋である安芸灘大橋では、料金を支払う必要があります。
普通車で、片道730円でした。
この後の6つの橋では料金は不要です。
この橋で、7つの橋分の料金を払う感じになります。
05. 下蒲刈島(しもかまがりじま)
安芸灘大橋を渡ると、下蒲刈島に上陸します。
個人的な話になりますが、下蒲刈島は私の祖父母が住んでいた島です。
幼少期の頃、夏休み/冬休みに毎年のように帰省していました。
懐かしい思い出がいっぱい詰まった島となります。
以下の記事に、島をぐるっと一周した動画がありますので、ご参考まで。
06. 蒲刈大橋(かまがりおおはし)
下蒲刈島と次の上蒲刈島を結ぶ橋が、蒲刈大橋です。
橋長は480mです(広島県のサイトより)。
それほど大きな橋ではないですが、青色の美しい形の橋が、2つの島をつないでいます。
07. 上蒲刈島(かみかまがりじま)
蒲刈大橋を通過すると、上蒲刈島に上陸します。
上蒲刈島は、県民の浜という海水浴場が有名です。
広島県民なら知っている人も多いかと思います。
上蒲刈島のドライブは、海が見える道を走り続けるため気持ちがいいドライブとなりました。
その後、山側へ走って行き、トンネルを入り、次の橋へ移ります。
08. 豊島大橋(とよしまおおはし)
上蒲刈島のトンネルを抜けると、そのまま豊島大橋を渡ります。
急に、結構高い橋を走ることになるため、開放感がすごいです。
その前がトンネルでしたので、余計、開放感を感じます。
私は7つの橋の中で、一番好きな橋ですね!
本当に気持ちがよかったです。
橋長は903.2mです(広島県のサイトより)。
豊島大橋を外から撮影したかったのですが、駐車場がなく、断念しました。
橋の片側でいいので、小さな駐車スペースがあると嬉しいのになぁと思いました。
09. 豊島(とよしま)
豊島大橋を抜けると、豊島に上陸します。
豊島も海沿いを走ることになるため、気持ちがいいドライブでした。
なお、私が訪れた時は、通行止めの区間があり、遠回りをすることになりました。
確か、大雨による土砂崩れの発生が原因だったと思います。
そのため、雨季に訪れる際は気をつけたほうがよいかもしれません。
10. 豊浜大橋(とよはまおおはし)
豊島の次は、豊浜大橋です。
先ほどの、豊「島」大橋と豊「浜」大橋は、名前が似ているので注意です。
橋長は543mです(広島県のサイトより)。
長いわけでも短いわけでもなく、普通の橋といった感想です。
先ほどの豊島大橋に圧倒されてしまうため、それと比較すると、少しインパクトが欠ける印象を持ちました。
11. 大崎下島(おおさきしもじま)
豊浜大橋を抜けると、大崎下島に上陸します。
大崎下島でも海沿いを走るため、気持ちがいいドライブとなりました。
大崎下島は、御手洗街並み保存地区(みたらい)が有名です。
歴史的な建造物が残っており、一昔前にタイムスリップしたような街並みを味わえます。
本ドライブの帰りに立ち寄って撮影をしておりますので、以下の記事も合わせてご確認ください。
12. 平羅橋(へいらばし)
大崎下島を抜けると、平羅橋に入ります。
橋長は98.5mです(広島県のサイトより)。
安芸灘とびしま海道の橋の中で、もっとも小さい橋となります。
車で走るとすぐに終わります。
可愛らしい橋でした。
13. 平羅島(へらしま)
可愛らしい平羅橋を抜けると、これまた可愛らしい小さな平羅島に上陸します。
平羅橋は「へいら」と読むのに、平羅島は「へら」と読むようですね。
Wikipediaによると、無人島のようです。
ドライブについても、島が小さく、すぐに次の橋を渡ることになりました。
途中で分岐点もありません。
さらっと通る島でした。
14. 中の瀬戸大橋(なかのせとおおはし)
平羅島を過ぎると、中の瀬戸大橋に入ります。
橋長は251mです(広島県のサイトより)。
先ほどの平羅橋よりは大きいですが、他の橋に比べると小さく可愛らしい橋です。
この橋も車だとすぐに終わります。
15. 中ノ島(なかのしま)
中の瀬戸大橋を抜けると、中ノ島に上陸します。
Wikipediaによると、中ノ島も平羅島と同様、無人島のようです。
この島も小さな島で、道路に分岐点もなく、すぐに終了しました。
柑橘園(かんきつえん)があるようなので、収穫期はみかんの香りがするかもしれませんね。
16. 岡村大橋(おかむらおおはし)
中ノ島を抜けると、安芸灘とびしま海道の最後の橋である、岡村大橋に入ります。
岡村大橋も、「大橋」という名前がついていますが、こじんまりとした橋です。
橋長は228mです(広島県のサイトより)。
まぁまぁの長さですが、途中の豊島大橋のインパクトがすごかったため、それ以降の橋が小さく見えてしまいます。
岡村大橋の特徴は、広島県(呉市)と愛媛県(今治市)を結んでいるところでしょう。
橋を渡ると、愛媛県に入ります。
17. 終点:岡村島(おかむらじま)
岡村大橋を抜けると、安芸灘とびしま海道の最後の島である、岡村島に到着します。
この島で、安芸灘とびしま海道は終了です。
この島から四国本土へ行く場合は、岡村島にある岡村港から船に乗る必要があります。
岡村島は人が住んでおり、家や小さなお店もありました。
港もあり、小さな船もたくさん浮かんでいるため、最終目的地として楽しめる島だと思います。
ドライブについては、海沿いを走るため、気持ちがよかったです。
岡村島をぐるっと一周できそうでしたが、途中、「大型車は通行できません」という看板があり、断念しました。
私の車は大型車ではないですが、道が狭く、対向車が来ると面倒なので、そこでUターンして帰りました。
なお、帰りながら、途中の島や橋で、撮影をしています。
以下の記事でまとめていますので、合わせてご覧いただけると幸いです。
帰り:東広島市へ
最後に、岡村島から東広島市への帰りのドライブ動画もあります。
行きのドライブとは少し異なり、途中、大崎下島で「御手洗町並み保存地区」などに寄ったりしているため、また違った道を見ることができます。
興味があれば、ぜひご覧になってください。