記事まとめ
- GoPro HERO8が届いたとき、ソフトウェアのバージョン番号は「01.00」であった
- 2019年10月1日に、バージョン「01.20」がリリースされていたため、アップデートを行なった
- パソコン(iMac)ではアップデートができなかった
- タブレット(iPad)で、アップデートが完了した
GoPro HERO8は、2019年10月1日にソフトウェアバージョン「01.20」がリリースされておりましたが、2019年10月12日に手元に届いたGoPro HERO8のソフトウェアバージョンは「01.00」でした。
「01.20」のソフトウェアのリリース情報は、GoPro公式サイトで確認できますが、以下の写真のとおりです。
僕は最初、パソコン(iMac)のデスクトップアプリケーションである「GoPro Quik」で実施しようとしたのですが、うまくできませんでした。
その後、タブレット(iPad)のアプリである「GoPro」で実施し、無事完了しました。
今回は、ソフトウェアアップデートがうまくいかなかった状況とバージョン「01.20」にアップデートして気になった点を紹介します。
目次
1. 「GoPro Quik」でのソフトウェアバージョンアップの不具合
GoPro HERO8のソフトウェアアップデートをiMacのデスクトップアプリケーションの「GoPro Quik」で実施しようとしたのですが、うまくできませんでした。
そのときの状況は、以下の写真のとおりです。
写真のとおり、「カメラのファームウェア」の欄でバージョンがnullとなり、「更新があります」を押下し、「更新」ボタンで開始しても、アップデートができませんでした。
原因は不明ですが、そもそも「GoPro Quik」が、macOSのバージョンアップ後に、不具合が発生しておりました。
具体的には、GoPro HERO6やHERO8の本体に保存された動画をiMacに読み込んだ時、進捗状況がうまく表示されませんでした。
今までは、「1/31項目」→「2/31項目」→‥のように、残りの項目数が表示されておりましたが、現在は「インポートの開始中」から表示が変わりません。
ただ、最終的には動画の読み込みは完了します。
2019年10月20日現在のmacOSとGoPro Quikのバージョン情報は下記のとおりです。
・macOS : Catalina バージョン10.15
・GoPro Quik : バージョン2.7.0.874
僕はどうしてもアップデートができなかったので、iPadで実施しました。
2. 「GoPro」アプリでのソフトウェアアップデート
iPadの「GoPro」アプリを利用して、WiFiでGoPro HERO8に無線接続すると、下記の写真が表示されました。
「更新」ボタンを押下することで、問題なくソフトウェアアップデートが完了しました。
3. GoPro HERO8のバージョン「01.20」
GoPro HERO8のバージョンを「01.00」から「01.20」へソフトウェアアップデートして気になった点は2点です。
- 撮影中画面の改善
- 4Kにおけるリニアレンズ選択
3-1. 撮影中画面が改善される
バージョン「01.00」では、撮影中画面で不具合と思われる表示がありました。
通常は、上記写真のとおり、撮影中画面において、① 残りの録画時間(左上)、②撮影時間(真ん中)、③バッテリー ステータス(右上)の3つが表示されると思いますが、バージョン「01.00」のときは、②撮影時間しか表示されていませんでした。
バージョン「01.20」にアップデートして改善され、3つとも表示されるようになりました。
3-2. 4Kにおいてリニアレンズが選択できるがすべてではない
GoPro HERO8のバージョン「01.20」のアップデートリリース情報には、以下のような記述があります。
・リニアデジタルレンズ機能が、すべてのビデオモードとタイムラプスモードで4Kビデオ撮影に使用できるようになりました。
HERO8 Black v1.20
ただ、バージョン「01.20」にアップデートしても、4K/60fpsビデオモード設定では、リニアデジタルレンズを選択できません。
下表のとおりです。
ビデオモード設定 | SuperView | 広角 | リニア |
4K/60fps | × | ○ | × |
4K/30fps | ○ | ○ | ○ |
4K/24fps | ○ | ○ | ○ |
リリース情報には、「すべての」という記載があるのですが、バグでしょうかね‥。
3. 終わりに
まとめ
- GoPro HERO8が届いたら、すぐにソフトウェアアップデートを行うほうがよい
- iMacでできなければ、iPadやiPhoneで試してみるとできると思われる
iMacやiPhoneのソフトウェアアップデートは、ためらうことがあります。
アップデートがうまくいかず、データが消えたりする不安があるからです。
GoProにおいては、マイクロSDカードに撮影ファイルを保存していなければ(バックアップを取っておけば)、データが消える心配はありません。
そのため、アップデートリリースがあればすぐにアップデートをするほうが良いかと思います。
僕としては上記のとおり、4Kのリニアレンズ選択ができない問題などまだ残ってますので、すぐにアップデートする予定です。