記事まとめ
- GoPro HERO8に装着するマイクロSDカードについて、GoPro推奨カード(32GB)と推奨一覧にないカード(128GB)で比較した
- 以下、/の左側が推奨カード、/の右側が推奨一覧にないカードを挿入した時の連続撮影時間結果となる
- 4K/60fps:25分/24分
- 4K/24fps:1時間7分/1時間13分
- 1080p/240fps:29分/23分
- 1080p/120fps:23分/28分
- 1080p/24fps:1時間35分/1時間33分
GoPro HERO8を購入したら、動画や写真を保存するために、マイクロSDカードを購入する必要があります。
GoPro本体への保存はできません。
GoPro公式サイトに推奨マイクロSDカードの一覧がありますので、購入検討中の方は参考にしてみてください。
さて、僕はGoPro HERO6を購入した時にマイクロSDカード(128GB)を4枚購入しておりますが、GoPro推奨カードではありません。
今まで、GoPro推奨一覧に含まれないマイクロSDカードを使って、連続撮影時間等を調べてきたのですが、
「もしかしたらそれが原因で、連続撮影時間が本来よりも短くなっている可能性はないか」
という疑問がわいてきました。
該当する記事は以下の記事です。
GoPro HERO8を公式サイトから購入すると、GoPro推奨カード(32GB)が付いてきました。
そのため、今回は、GoPro推奨マイクロSDカードによる連続撮影時間を測定してみました。
目次
1. 撮影環境および撮影方法
- 1-1. 撮影場所:自宅(室内)
- 1-2. マイクロSDカード:GoPro推奨カードと推奨一覧にないカード
- 1-3. GoPro設定内容(環境設定):WiFi/GPSオン 他
- 1-4. GoPro設定内容(ビデオモード設定):4K/60, 4K/24, 1080p/240, 1080p/120, 1080p/24
1-1. 撮影場所
撮影は自宅(室内)で実施しました。
比較的、良好な環境とするため日向ではなく日陰に設置しましたが、冷房や扇風機の風をGoProにあてたりはしておりません。
ちなみに、撮影は2019年10月であり、室内気温は20℃前後でした。
室内で冷房をつけなくても快適に過ごせる環境でした。
1-2. マイクロSDカード
マイクロSDカードは、GoPro推奨一覧に含まれるカードと含まれないカードを比較します。
僕は2種類のマイクロSDカードを持っていますので、その2つを比較しました。
GoPro推奨カード | GoPro推奨一覧に含まれないカード | |
製品名 | SanDisk Extreme (UHS-1 U3 / V30) A1 32GB | SanDisk Ultra (Class10) 128GB |
容量 | 32GB | 128GB |
最大転送速度 | 読み取り:90MB/秒 書き込み:60MB/秒 |
30MB/秒(Amazonサイトより) (読み書き不明) |
製品名について、SanDiskの公式サイトより、
「Standard」→「Ultra」→「Extreme」→「Extreme Pro」
の順番で、読み取り/書き取り速度など、性能が高くなるようです。
つまり、僕が持っているカードについては、GoPro推奨カードのほうが性能が高いと思われます。
⬇️GoPro推奨マイクロSDカード「SanDisk Extreme (UHS-1 U3 / V30) A1 32GB」
また、容量はそれぞれ32GBと128GBです。
128GB同士で比較したいですが、お金に余裕ができてから実施予定です。
最大転送速度について、SanDisk UltraのSDカードはSanDiskの公式サイトから探し出せませんでした。
僕が持っているカードは、公式サイトに表示されているものと種類が異なります。(同じUltraですが、古いタイプのようです)
そのため、購入先のAmazonサイトの情報を記載しております。
⬇️GoPro推奨一覧にないマイクロSDカード「SanDisk Ultra (Class10) 128GB」
1-3. GoPro設定内容(環境設定)
GoPro HERO8の主な設定内容は下表のとおりです。
設定項目 | 設定 |
電子音 | 消失 |
LED | オフ |
自動オフ | なし |
スクリーンセーバー | なし |
自動ロック | オフ |
GPS | オン |
WiFi | オン |
ハイパースムーズ | オン |
GPSとWiFiの設定をオフにすると、バッテリーの減り具合がゆるやかになる(連続撮影時間が延びる)かもしれません。
ただ、僕のGoProの使い方としては両方オンの方が都合がよいのでオンにしました。
1-4. GoPro設定内容(ビデオモード設定)
GoPro HERO8のビデオモードにおける設定内容は下表のとおりです。
この中から、「①4K/60、 ②4K/24、③1080p/240、④1080p/120、⑤1080p/24」の5つを実験しました。
ビデオ解像度 | FPS |
4K | 60/30/24 |
4K 4:3 | 30/24 |
2.7K | 120/60/30/24 |
2.7K 4:3 | 60/30/24 |
1440p 4:3 | 120/60/30/24 |
1080p | 240/120/60/30/24 |
2. 連続撮影時間結果
各ビデオ設定時における、GoPro HERO8の連続撮影時間の結果は、下表のとおりです。
なお、GoPro HERO8のソフトウェアバージョンは「01.20」です。
GoPro推奨カード(32GB) | (参考)GoPro推奨一覧に含まれないカード | |
4K/60fps | 25分 | 24分 |
4K/24fps | 1時間7分 | 1時間13分 |
1080p/240fps | 29分 | 23分 |
1080p/120fps | 23分 | 28分 |
1080p/24fps | 1時間35分 | 1時間33分 |
結果として、GoPro推奨カードもGoPro推奨一覧に含まれないカードでも、それほど大差ない結果となりました。
1点だけ補足します。
4K/24fpsの場合、GoPro推奨カード(32GB)側は、「SD フル」の表示が出て撮影がストップしました。
ただ、バッテリー残量は0%になってました。
ほぼ同時に、バッテリーもSDカードもなくなったということです。
1080p/24fpsはバッテリー残量0%で撮影ストップです。
その他の設定は高温による撮影ストップで、以下のバッテリー残量でした。
・4K/60fps:バッテリー残量28%
・1080p/240ps:バッテリー残量47%
・1080p/120fps:バッテリー残量57
ちなみに、32GBと128GBだと、撮影可能時間は下表のとおり異なります。
ビデオ解像度/FPS | 32GB | 128GB |
4K/60 | 1時間2分 | 4時間12分 |
4K/30 | 1時間 | 4時間1分 |
4K/24 | 1時間 | 4時間1分 |
1080p/240 | 1時間2分 | 4時間12分 |
1080p/120 | 1時間 | 4時間9分 |
1080p/60 | 1時間16分 | 7時間21分 |
1080p/30 | 1時間55分 | 7時間41分 |
1080p/24 | 1時間55分 | 7時間41分 |
3. 終わりに
まとめ
- 僕が保有している128GBのSDカードはGoPro推奨ではないが、32GBの推奨カードと変わらない撮影時間であった
僕個人の意見としては、GoPro HERO8の4K/60fpsの連続撮影時間を延ばしたいです。
1時間撮影できればベストです。
僕は、ドライブ動画を撮影しようと思っているのですが、20分ごとにGoPro本体を冷ますために休憩を取るとなると不便です。
1時間に1回くらいだと、ドライブの疲れをとるためにもちょうど良い休憩タイムになるのですが‥。
今回は、SanDiskの「Extreme」を試しましたが、その上位である「Extreme Pro」だともっと良い結果が出るのかもしれません。
ぜひ試したいと思ってます。
(お金が貯まれば実験予定です)