記事まとめ
- GoPro HERO6で128GBのフル撮影時のパソコンへの取り込み(読み込み)時間を測定した
- 4K/24fps設定における4時間5分撮影時のファイル取り込み時間:40分51秒(iMac)、48分13秒(MacBook)
- 1080p/60fps設定における5時間26分撮影時のファイル取り込み時間:37分3秒(iMac)、45分20秒(MacBook)
- 1080p/24fps設定における5時間37分撮影時のファイル取り込み時間:39分59秒(iMac)、46分34秒(MacBook)
GoProHERO6で撮影した動画はそのままGoPro本体で閲覧できますが、基本的にはパソコンやスマートフォンに転送して(取り込んで)、動画編集を行うことになると思います。
GoProとパソコンはUSBケーブルで接続し、GoProとスマートフォンはWiFi接続(無線接続)になります。
動画を取り込んでいる間、パソコンの前でずっと待っているのは時間がもったいないです。
ある程度、取り込み時間が予測できれば、以下のような対応を行い、時間を有意義に活用できます。
- 食事を作る前に取り込みを始めておこう
- お風呂に入る前に取り込みを始めておこう
- 寝る前に取り込みを始めておこう
そのため、今回はGoPro HERO6からパソコンへの動画ファイル取り込み時間を実験しました。
目次
1. 取り込む動画
パソコンへ取り込む動画は、先日、GoPro HERO6にモバイルバッテリーを接続して、マイクロSDカード128GBをフル活用した時の動画を使用しました。
その時の実験結果は以下の記事となります。
モバイルバッテリーを使用して長時間撮影が可能となったのは、「4K/24fps」「1080p/60fps」「1080p/24fps」でした。
撮影時間と動画ファイルサイズとファイル数は下表のとおりです。
ビデオモード設定 |
128GBのマイクロSDカードの場合 | |
撮影時間 | 作成された動画ファイル | |
4K/24fps | 4時間5分(121.7GB) | 3分25秒のファイル(1.7GB)×1個 |
8分3秒のファイル(4GB)×30個 | ||
1080p/60fps | 5時間26分(115.8GB) | 10分46秒のファイル(3.8GB)×1個 |
11分17秒のファイル(4GB)×28個 | ||
1080p/24fps | 5時間37分(119.6GB) | 10分21秒のファイル(3.6GB)×1個 |
11分17秒のファイル(4GB)×29個 |
2. 取り込みを行うパソコン
僕はパソコンを2台持っているため、2台で実験を行いました。
それぞれのパソコンのスペックは下表のとおりです。
仕様(スペック) | ①iMac | ②MacBook |
製品名 | iMac(Retina 4K, 21.5-inch, 2017) | MacBook(Retina, 12-inch, Early 2015) |
プロセッサ | 3.6GHz Intel Core i7 | 1.1GHz Intel Core M |
メモリ | 32GB 2400MHz DDR4 | 8GB 1600MHz DDR3 |
グラフィックス | Radeon Pro 560 4GB | Intel HD Graphics 5300 1536MB |
値段 | 約40万円 | 約15万円 |
iMacの方が、MacBookよりも高性能です。
なお、GoPro HERO6の動画取り込みは、パソコン上のアプリ(ソフトウェア)である「GoPro Quik」を利用します。
3. GoPro HERO6からパソコンへの取り込み時間
GoPro HERO6とパソコンをUSBケーブルで接続して、動画ファイルを取り込んだ(読み込んだ)時の取り込み時間は下表のとおりです。
取り込み動画ファイル | ①iMac | ②MacBook |
4時間5分(121.7GB) | 40分51秒 | 48分13秒 |
5時間26分(115.8GB) | 37分3秒 | 45分20秒 |
5時間37分(119.6GB) | 39分59秒 | 46分34秒 |
MacBookより高性能なiMacの方が取り込み時間は短いという結果となりました。
4. 終わりに
まとめ
- GoPro HERO6からパソコンへの取り込み時間は高性能なパソコンの方が短い
- 128GBの動画ファイルは、37分〜48分で取り込み可能
GoPro HERO6のパソコンへの取り込み(読み込み)時間は、37分〜48分でした。
食事の準備中やお風呂の時間などに、取り込みボタンをオンにしておけば、時間を有効に利用できるかと思います。
また、性能が低いパソコンだともう少し時間がかかるかもしれません。
逆に、性能が高いパソコンだともう少し早く取り込めるかもしれません。
ただし、GoPro HERO6の動画転送処理性能などにもよるため、限界があるでしょう。
取り込み時間をより短くし、早く動画編集をする必要があるような場合は、できるだけ高スペックなパソコンを用意した方が良いかもしれませんね。
⬇️GoPro HERO 6