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ゴール
- 中小企業診断士の第1次試験に合格する
目的
- 個人事業主として、経営やマーケティングの知識を身につけるため
勉強方法
- ①過去問を解く
- ②本を読む
2021年10月現在、中小企業診断士の第1次試験に挑戦中です。
資格試験を勉強するときに必ずやることとして、過去問を解くことがあります。
そのため、令和3年度の中小企業診断士試験の過去問を読んでみることにしました。
過去問は以下のホームページで公開されています。
過去問を解くのではなく、読むだけです。
なぜでしょう?
2021年10月現在は、中小企業診断士試験に関して何も知識がありません。
この状態で過去問を解いても、ただ単に当てずっぽうで回答するだけでしょう。
頭で考えて答えたと思っても、知識がないので適当に答えたことと同じです。
それで答えが合っていても意味がありません。
そのため、問題文を読むだけにして、試験問題の雰囲気を味わうことにしました。
これにより、今後の勉強の仕方が分かるでしょう。
本記事は第二弾として、第1次試験の「財務・会計」を読んだ感想となります。
第一弾は以下となります。
今後、
「第三弾:企業経営理論」
「第四弾:運営管理(オペレーション・マネジメント)」
「第五弾:経営法務」
「第六弾:経営情報システム」
「第七弾:中小企業経営・中小企業政策」
と続く予定です。
目次
1. 令和3年度の中小企業診断士試験問題(第1次試験:財務・会計)を読んでみた感想
試験問題を読み進めながら、本記事を書くためのメモをしていたのですが、以下の時間で読み終わりました。
- 財務・会計:11分
以下感想です。
1-1. 個人事業主の準備のおかげで、用語に抵抗はない
私は2018年11月に退職し、2021年1月の個人事業主の開業まで、開業準備をしていました。
英語の勉強やマーケティングの本を読んだりしましたが、その中で、会計の本も読み漁ってます。
そのため、「貸借対照表」「損益計算書」のような用語についてはあまり抵抗はありません。
サラリーマン時代は、簿記や会計についての知識はほぼありませんでした。
日常的に使わなかったからです。
ただ、個人事業主は、帳簿整理も会計処理も、全部自分一人でしなければならないため勉強しました。
今回、過去問をすんなり答えることはできませんでしたが、個人事業主の準備時の知識が少しあるため、本格的に勉強すればすぐに答えられるようになる気がしました。
1-2. 過去問の用語を調べていく勉強にしたい
まだまだ、意味が理解できていない用語がたくさんあるので、まずは、過去問に出てきた用語をインターネットで調べていきたいと思います。
以下の問題のように、「のれん」「負債性引当金」のような用語は、調べればすぐに解けそうに思います。
こういった問題は、過去問で出てきた用語を調べることで学んでいきたいと思います。
のれんに関する記述として、最も適切なものはどれか。
ア 自己創設のれんは、時価などの公正な評価額が取得原価となる。
イ のれんは取得後、 5 年以内に毎期均等額以上の償却をしなければならない。
ウ のれんは被買収企業の超過収益力に対する対価とみなされる。
エ 負ののれんが発生した場合、当該期間の特別損失とする。
負債性引当金は、債務である引当金(債務性引当金)と債務ではない引当金(非債務性引当金)に分類される。非債務性引当金として、最も適切なものはどれか。
ア 貸倒引当金
イ 修繕引当金
ウ 商品保証引当金
エ 退職給付引当金
1-3. 簿記の勉強は、簿記3級の勉強でやる
仕訳の問題も出てきました。
本支店会計において本店集中計算制度を採用している場合、A支店がB支店の買掛金 200,000 円について小切手を振り出して支払ったときの本店の仕訳として、最も適切なものはどれか。
ア (借)A支店 200,000 (貸)B支店 200,000
イ (借)B支店 200,000 (貸)A支店 200,000
ウ (借)買掛金 200,000 (貸)当座預金 200,000
エ (借)現 金 200,000 (貸)買掛金 200,000
私は、中小企業診断士試験だけでなく、簿記3級の勉強も実施中です。
仕訳については、簿記の勉強時に学びたいと思います。
中小企業診断士試験のために、特別に勉強することはしません。
1-4. 計算問題は問題集の購入を検討
過去問を見ると、計算問題がいくつか出てくるようです。
計算問題については、過去問の回答を見ても、解説がありませんので、解き方が分かりません。
そのため、問題集を購入する必要がありそうです。
今は問題集を持っていませんので、とりあえずは、計算問題についても、分からない用語だけを検索して意味調べしていきたいと思います。
1-5. お金の計算は好き
私は理系であり、数学が得意でした。
そのため、数字の計算など、数字に抵抗はありません。
むしろ好きです。
毎月の家計簿をつけたり、来年の予算を計画したりするのも好きです。
計画を立てるときは楽しいです。
過去問でも、キャッシュフローや設備投資などの、お金関係の問題が出てくるようです。
当社はある機械の導入の可否を検討している。この機械の導入により、年間の税引前キャッシュフローが 2,000 万円増加する。また、この機械の年間減価償却費は900 万円である。
実効税率を 30 %とするとき、年間の税引後キャッシュフローはいくらになるか。
最も適切なものを選べ。
ア 870 万円
イ 1,100 万円
ウ 1,670 万円
エ 2,030 万円
こういった問題は、計算方法を覚えればすぐ解けます。
そこまで抵抗はないので、すぐに回答できるようになりそうです。
1-6. 株式投資のときに学んだ用語も出てくる
私は過去に、株式投資を実施していました。
その時に、企業分析の仕方を学び、PBRのような用語を調べた記憶があります。
そういった用語のすべてを覚えているわけではありませんが、用語に抵抗はないです。
そのため、しっかり勉強しなおせば、すぐに覚えていけるのではないかと思っています。
2. 終わりに
中小企業診断士試験の第1次試験のうち、財務・会計の問題を読んでみました。
簡単には解けそうにないですが、ちょっと勉強すれば、どんどん解けていけるような気がします。
財務・会計については、あまり苦労せずに勉強できそうです。
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