(本人訴訟スキル習得日記-No.013)法律の基礎を学ぶため、『日本一やさしい法律の教科書』という本を読んだ

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ゴール

  • 司法試験予備試験短答式試験に合格する

 

目的

  • 本人訴訟ができるスキルを身につけるため
    • ①自分のことは自分で守る
    • ②法律に縛られるのではなく、利用する

 

勉強方法

  • ①読書
  • ②過去問
  • ③裁判所の判例集

 

私は、2021年11月現在、「司法試験予備試験」の「短答式試験」に挑戦中です。

目的は、本人訴訟ができる知識(スキル)を習得するためです。

なお、2021年11月現在、本人訴訟の予定はありません。

 

2021年10月9日に、挑戦を宣言しました。

 

 

私は法学部出身ではなく、情報科学部出身です。

そのため、法律に関する知識はまったくありません。

 

まずは法律を基礎から学ぶ必要があると思いました。

そこで手に取った本が『日本一やさしい法律の教科書』です。



本書はタイトル通り、やさしく読みやすい本でした。

 

法律の条文はほとんど出てきませんし、図もあり、苦労することなく読み進めることができました。

 

法律全般(憲法・民法・会社法・民事訴訟法・刑法・刑事訴訟法)の基本的な考え方を学べたため、今後、もっと深い内容の本を読むための準備になったと思います。

 

他の難しい本で悩んだ際は、本書を読み直して、頭の中を整理するつもりです。

 

本記事では、本書を読んで参考になった点をまとめたいと思います。

 

なお、私は本書を、3時間5分で読み終えました。

  • 11月9日:49分
  • 11月9日:58分
  • 11月9日:1時間18分

 

1. 法律の勉強とは、解釈をすること

法律を勉強すると言うのは、条文を覚えることだと思っていたのですが、それよりも大事なことがありました。

それは、条文を解釈することです。

 

たしかに、法律の勉強において六法に書かれた内容をある程度覚えておくことも大切です。
でも実は、法律を覚えているだけでは、実際には役に立たないことが多いのです。
そこでここでは、この本を読む前にみなさんに知っておいてほしい2つのことをご紹介します。
それは、①法律の勉強の中心は「法律の解釈」であり、②そこで求められることは理論と常識のバランスの取れた解釈を行うことであるということです。

日本一やさしい法律の教科書

 

本書を読み進めていくと分かりますが、法律に書かれた条文は、誰でも同じ解釈ができるようには書かれていません。

人によって解釈の仕方が異なるような、あいまいな表現で書かれています。

 

そのため、条文の内容を明らかにしていくことが必要になります。

 

判例と学説

条文の解釈を手助けしてくれるものが、「判例」と「学説」です。

 

判例とは、裁判所が事件を解決するために下した判断のことをいいます。

日本一やさしい法律の教科書

 

 

学説とは、学者による「法律の解釈」のことをいいます。

日本一やさしい法律の教科書

 

 

まずは自分で条文で書かれたことを解釈します。

その際は、条文に出てきた用語の意味を調べることが基本になると思いました。

使われた用語の意味を正しく理解することは基礎中の基礎です。

 

そして、過去に、裁判所や学者が解釈した内容があれば、それも参考にするという流れですね。

 

なお、判例と学説では、判例のほうが強く、場合によっては判例が法律の更新につながることもあります。

 

そのため、
①条文を自分で解釈する
②判例を読む
③学説を読む
という順番で勉強していくことにします。

 

学説もしっかり読みたい

学説よりも先に判例をしっかり読み込みたいと思いますが、学説も無視できません。

 

ある論点について、多くの学者がおおむね賛成している説を「通説」と呼びます。
もっとも、100%正しい学説というものは存在しないので、みなさんが最も説得力があると考えた学説を採用し、自分の意見として法律の議論を組み立てていけばよいのです。

日本一やさしい法律の教科書

 

法律の勉強の基本は、解釈です。

 

そのため、法律に関して、解釈の仕方により議論することになります。

 

こういった場合に備え、判例だけでなく学説についても頭に入れておいて、自分の意見の助けになるようにしっかり学んでいきたいと思います。

 

2. 憲法は国家権力を制限するもの

憲法については、小学生の頃に学んだはずですが、どうも私は勘違いをしていたようです。

 

憲法は「基本的人権の尊重」など、国民のためのルールであり、国民同士が自分たちの権利を主張するためのものだと思っていました。

 

ただ、正しくは、憲法は国家権力を制限する規範でした。

 

憲法は国家権力ができることに制約をかけているのです。
憲法は国家権力を制限する規範(ルール)であることを、憲法の制限規範性と呼びます。

日本一やさしい法律の教科書

 

国民が他人の権利を侵すことを制限するのではなく、国家が強い権力を使って国民の権利を侵すことを守っています。

それが憲法です。

 

結果として、国民の権利を守っていることにはなりますが、憲法の目的は、国家を制限するものだということが理解できました。

 

そのため、他人に対して「憲法の●条で守られている権利を侵すな!」というのはちょっと違いますね。

国家に対して主張するのが正解です。

 

他人に対して主張する場合は、憲法ではなく、民法や憲法の条文を持ち出すのが正解だと理解しました。

 

裁判所の存在

裁判所は、法律で解決できる紛争に対応するだけではなく、国家権力を制限する役割もあることが分かりました。

 

次に、司法権から立法権・行政権への抑制を見ていきます。
憲法第81条は違憲審査権を定めており、これは、法律や国家の行為が憲法に違反していないかどうかをチェックする裁判所の権限です。

日本一やさしい法律の教科書

 

憲法で国家権力を縛っているとしても、法律を作る国会で、国民の権利を無視するような法律が作られたら意味がありません。

 

それを監視するのが裁判所です。

 

裁判所も憲法と同様、国家権力が暴走しないように監視しているということが分かりました。

 

なお、その監視がうまく働くためには、「裁判所」と「国家」が、しっかりと距離を保っておく必要があります。

裏で繋がっていて、国家の暴走を裁判所が止められない仕組みになっていたら意味がありません。

 

国民は特に、「裁判所」と「国家」の関係性をしっかりチェックする必要があると思いました。

これが国民を守ることに繋がりますからね。

 

3. 民事訴訟と刑事訴訟では裁判官の立場が変わる

私はこれまで法律関係の本を読んできて、「裁判官は当事者同士の争いについて、両者の話を聞くことだけで判断する」ということで、「裁判官はただの観客にすぎない」ととらえていました。

 

 

ただこれは勘違いで、民事訴訟の時はそうですが、刑事訴訟の時はしっかりと真実発見に努めるようです。

 

刑事訴訟では裁判所(とその他の国家機関)が事件の真相を発見するために自ら積極的にさまざまな活動を行います。
その意味で、裁判所は積極的に事実発見に努めるといえます。
これに対して、民事訴訟の場合には、裁判所が積極的に真実を発見するために乗り出すことはなく、紛争の当事者が提出した主張と証拠に基づいてのみ紛争解決を図るに過ぎません。

日本一やさしい法律の教科書

 

私は「本人訴訟」を目的に法律の勉強をしています。

そのため、刑事訴訟より民事訴訟の方をメインに勉強する予定です。

 

このようなこともあり、頭の中で民事訴訟の内容を中心的に記憶しようとするようです。

 

上記の引用文の通り、民事訴訟と刑事訴訟では、裁判官の立場が変わります。

 

頭の中でごっちゃにならないように、勉強するときは注意したいと思いました。

 

4. 終わりに

私は哲学に興味があり、入門書を読もうと思っています。

哲学も、ある事柄について、誰もが納得できるような考え方を整理して解釈を行うものだと思っています。

 

法律の条文を解釈することに似ているような気がします。

 

このように、哲学や法律の解釈のような、答えがないものを考え続けると言うのは、日常生活でほとんどしていないように思います。

 

私は1日を振り返ると頭を使っているように思いません。

答えを暗記することはあっても、物事を考え続けることはあまりしていないです。

 

頭は使えば使うだけ成長していくものだと信じています。

そのため、法律の勉強を通し、自分を成長させると言う意味でも、しっかり頭を使って考えていきたいと思います。

 

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