(本人訴訟スキル習得日記-No.006)令和3年司法試験予備試験の過去問を読んでみた[2](短答式試験:民法・商法・民事訴訟法)

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ゴール

  • 司法試験予備試験短答式試験に合格する

 

目的

  • 本人訴訟ができるスキルを身につけるため
    • ①自分のことは自分で守る
    • ②法律に縛られるのではなく、利用する

 

勉強方法

  • ①読書
  • ②過去問
  • ③裁判所の判例集

 

私は、2021年10月現在、本人訴訟ができる知識(スキル)を習得するために、「司法試験予備試験」の「短答式試験」に挑戦中です。

 

資格試験を勉強するときに必ずやることとして、過去問を解くことがあります。

 

そのため、令和3年司法試験予備試験の過去問を読んでみることにしました。

過去問は以下のホームページで公開されています。

令和3年司法試験予備試験問題(法務省)

 

過去問を解くのではなく、読むだけです。

 

なぜでしょう?

 

2021年10月現在は、法律に関して何も知識がありません。

私は法学部出身ではなく(情報科学部)、社会人になっても、法律を学んだことはありません。

 

この状態で過去問を解いても、ただ単に当てずっぽうで回答するだけでしょう。

頭で考えて答えたと思っても、知識がないので適当に答えたことと同じです。

それで答えが合っていても意味がありません。

 

そのため、問題文を読むだけにして、試験問題の雰囲気を味わうことにしました。

これにより、今後の勉強の仕方が分かるでしょう。

 

本記事は第二弾として、短答式試験の「民法・商法・民事訴訟法」を読んだ感想となります。

 

なお、第一弾は以下の記事です。

 

今後、
「第三弾:刑法・刑事訴訟法」
「第四弾:一般教養科目」
と続く予定です。

 

1. 令和3年司法試験予備試験問題(短答式試験:民法・商法・民事訴訟法)を読んでみた感想

試験問題を読み進めながら、本記事を書くためのメモをしていたのですが、以下の時間で読み終わりました。

  • 民法:26分
  • 商法:22分
  • 民事訴訟法:24分

 

以下感想です。

 

1-1. 問題文をよく読む必要あり(正しいものを選ぶのか、誤っているものを選ぶのか)

他の資格試験でもよくありますが、問題によって、
・「正しいものを組み合わせたもの」を選ぶ
・「誤っているものを組み合わせたもの」を選ぶ
のように、異なっています。

 

引っ掛け問題ではないですが、急いで回答しようとすると間違えてしまう可能性がありますね。

 

十分注意したいと思います。

 

1-2. 民法の問題は面白い!

民法の問題は、「答えが知りたい!」「覚えておきたい!」と思えるような問題が多かったです。

 

①契約の解除の意思表示

以下の引用文は、正しいか誤っているか選ぶ問題の一部です。

日常生活で起こりうる話だと思います。

 

Aは,Bに対して契約を解除する旨の通知書を発送した後に死亡し,その後,その通知書がBのもとに到達した。
この場合,Aがした解除の意思表示は,その効力を妨げられない。

 

Aは,Bに対して契約を解除する旨の通知を電子メールで発信したが,通信システムの不具合によりその通知はBに到達しなかった。
この場合,Aがした解除の意思表示は,その効力を生ずる。

 

 

上記引用文が、正しいのか誤っているのか非常に気になります。

ただ、私は今回、過去問を読むだけなので、答えは調べません。

 

該当項目を勉強した時に学びたいと思います。

 

②土地に関する問題

私は資産家を目指しており、将来的に不動産を保有したいと思っています。

土地を買い、駐車場経営なども考えています。

 

そういったときに、土地に関する知識があると便利です。

民法ではそういった問題も出てくるようなので、勉強が楽しみになりました。

 

Aは,自己の所有する甲土地を利用するため,B所有の乙土地の一部に通路を開設し,その通路を通行していた。
この事例に関する次のアからオまでの各記述のうち,判例の趣旨に照らし正しいものを組み合わせたものは,後記1から5までのうちどれか。

 

 

AがBに賃貸しているA所有の甲建物にCのための抵当権が設定され,その登記がされている。
この場合における抵当権に基づくCの物上代位権の行使に関する次のアからオまでの各記述のうち,判例の趣旨に照らし誤っているものを組み合わせたものは,後記1から5までのうちどれか。

 

「抵当権」という用語は、日常生活では使ったことがないのですが、ドラマで覚えました。

こういった用語を覚えていくとドラマや映画も楽しめるように思ってます。

そのため、早く勉強がしたくなってきました。

 

抵当権(ていとうけん, 英: Hypothec)とは、債務の担保に供した物について他の債権者に先立って自己の債権の弁済(優先弁済的効力)を受ける権利を言う。

 

 

③債務・債権

債務・債権で、お金の話が出てきました。

金貸しのドラマや借金関係のドラマではよく出てくる用語だと思います。

 

私は日常的には使いませんが、民法の勉強は、こういった用語も覚えられるので楽しみですね。

 

AのBに対する1000万円の貸金債権(以下「甲債権」という。)につき,Cが保証した。
この事例に関する次のアからオまでの各記述のうち,正しいものを組み合わせたものは,後記1から5までのうちどれか。

 

④財産

財産の話も出てきました。

私もいつか、財産関係について調べる時が来るかもしれません。

覚えておいて損はなさそうです。

 

相続人が配偶者と妹一人のみであった場合には,妹は,遺留分を算定するための財産の価額に8分の1を乗じた額を遺留分として受ける。

 

以上のように、「民法」の問題は、日常生活において知っておいて損はない問題が多い気がします。

そのため、楽しく学習できそうです。

 

なお、私が勉強している目的は、本人訴訟のためのスキル習得です。

 

私が訴訟するとしたら、おそらく民法に関することになります。

そのため、民法については楽しみながら、しっかり勉強していきたいと思ってます。

 

1-3. 頭の中で図をイメージしないと問題文が読み取れない

問題文を読んでいて、図を書きたいと思ってしまいました。

それほど、複雑な問題文に出会いました。

 

AのBに対する金銭債権(以下「甲債権」という。)とBのAに対する金銭債権(以下「乙債権」という。)との相殺に関する次のアからオまでの各記述のうち,判例の趣旨に照らし正しいものを組み合わせたものは,後記1から5までのうちどれか。

甲債権と乙債権の両方の弁済期が到来した後,甲債権がAからCに譲渡され,その対抗要件が具備された。
この場合において,Bは,CがBのCに対する金銭債権(丙債権)と甲債権とを相殺した後であっても,乙債権と甲債権との相殺をもってCに対抗することができる。

乙債権は,Aの債権者であるDが甲債権を差し押さえた後に,Bが他人から譲り受けたものであった。
この場合,乙債権が差押え前の原因に基づいて生じたものであるとしても,Bは,乙債権と甲債権との相殺をもってDに対抗することができない。

 

AとかBとか出てきますが、Gまで出てきます。

 

図を書いて整理しないと理解しにくいですね。

 

試験問題集への書き込みは良さそう

受験案内を見ると、マーカー等の使用は許可されているようなので、図を書いても良さそうですね。

 

ラインマーカー、色ペン、色鉛筆及びシャープペンシルの使用は、試験問題集に限り許可します。

 

分かりにくい問題は、すぐに図で整理するようにしたいと思います。

 

1-4. 商法は、サラリーマン経験や株式投資経験が活かせそう

私は個人事業主なので、商法の内容はあまり興味が湧かないです。

起業して株式会社を立ち上げるレベルの人は、勉強になると思います。

 

私は法人化の予定もないため、商法はあまり勉強しないでよいと思っていました。

本人訴訟では使いそうにありませんからね。

 

ただ、サラリーマン経験があるためか、用語に抵抗はありませんでした。

社会人1年目のときに、株式会社とか役員とか、そういう用語を調べましたからね。

 

また、株式投資をしていた経験で、株式会社の成り立ちなどを調べたこともあったので、それも助けになっています。

商法はサラリーマン経験がある私はちょっと有利だと思いました。

 

そういった意味で、会社に属した経験がない学生が、商法を勉強することはすごいことだと感じます。

商法に書かれていることが、イメージしにくいはずだからです。

 

私はなんとなくイメージができます。

株式会社に属していましたからね。

 

予備試験を受験するのはほとんどが学生だと思うのですが、「商法を学ぶなんてすごいなぁ」と思いますね。

 

①株式発行に関する問題

私は資産家として、配当金が出る株を保有したいと考えています。

 

そのため、株式関係の話は興味があります。

株を買うこととはまったく関係ない問題ばかりですが、興味があるので勉強しやすいと思ってます。

 

募集新株予約権についての払込期日が定められている場合において,新株予約権者が当該払込期日までに募集新株予約権の払込金額の全額の払込みをしないときは,当該募集新株予約権は消滅する。

 

②手形の裏書き

「手形の裏書き」という用語が出てきました。

私はドラマで覚えた用語です。

 

日常生活やサラリーマン時代の仕事中には、手形を使ったことはないです。

 

手形上の権利を行使する代理権を付与する目的をもって通常の譲渡裏書の方式でする裏書(隠れた取立委任裏書)について,手形上の権利は依然として裏書人にあり,被裏書人は単に手形上の権利行使の資格と権限を授与されるにすぎないとする見解がある。
AがBに対して約束手形を振り出し,BがCに隠れた取立委任裏書をした場合に関する次のアからオまでの各記述のうち,この見解からの結論と整合しないものを組み合わせたものは,後記1から5までのうちどれか。

 

ナニワ金融道というドラマで結構出てきた用語だと思います。

そういった意味で、ドラマをより楽しむために勉強しようと思いました。

 


1-5. 条文が問題文に示されていた

条文が問題文に示されることもあるようですね。

ただ、この1問しか表示されていないので、基本的には覚えていおかないといけないと思ってます。

 

(参照条文)会社法
第429条 役員等がその職務を行うについて悪意又は重大な過失があったときは,当該役員等は,これによって第三者に生じた損害を賠償する責任を負う。
2 (略)

 

 

1-6. 民事訴訟法は、面白さが少ない

民事訴訟法は、本人訴訟のスキル習得としては勉強したい法律です。

 

ただ、問題文を読む限り、興味をそそるような問題は少なかったです。

 

民法のように、日常生活の問題解決のような内容が少ないからです。

 

でも、自分で訴訟するならしっかり学んでおきたい内容だと感じました。

 

答えを知りたい問題

1問だけ、気になる問題がありました。

判決の後、虚偽を知った場合、再審の訴えに時間制限があるのかどうかです。

 

Xは,XのYに対する請求を棄却する判決の確定から3か月後,この判決の証拠となった証人Aの証言が虚偽であることを知り,その1年後に,Aの偽証につき有罪判決が確定したことを知った。
この場合において,Aの偽証を理由とする上記棄却判決に対するXの再審の訴えは,XがAに対する有罪判決の確定を知った日から30日の不変期間内に提起しなければならない。

 

 

私は上記が正しいのか誤っているのか分かりません。

答えはまだ見ません。

 

ただ、非常に興味深いです。

 

こういった問題も、民事訴訟法の問題にはいくつかあるのかもしれません。

そういった意味では、楽しく学べそうにも思います。

 

2. 終わりに

司法試験予備試験の短答式試験のうち、民法・商法・民事訴訟法の問題を読んでみました。

 

民事訴訟法はそれほど興味をそそられなかったですが、民法と商法は楽しく勉強できそうです。

 

ただ、本人訴訟のスキル習得としては、民法と民事訴訟法だと思っています。

私が私生活で関係する法律はその2つでしょう。

 

そのため、この2つについてはしっかり勉強していく予定です。

 

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