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ゴール
- 司法試験予備試験の短答式試験に合格する
目的
- 本人訴訟ができるスキルを身につけるため
- ①自分のことは自分で守る
- ②法律に縛られるのではなく、利用する
勉強方法
- ①読書
- ②過去問
- ③裁判所の判例集
2021年10月に私は、本人訴訟ができる知識(スキル)を習得するために、「司法試験予備試験」の「短答式試験」に挑戦することにしました。
いえ、特にそういった事案はありません。
本記事では、私がスキルを身につけたいと思った理由をまとめたいと思います。
目次
1. 本人訴訟ができるスキルを身につけたい理由
私が、本人訴訟ができるスキルを身につけたい理由は、大きく分けて2つです。
2. 今後の人生、法律をうまく利用する人生にしたいと思っているため
1-1. 個人事業主として、本人訴訟ができる能力を得たい
私は、2018年に10年以上勤めた企業を辞め、個人事業主として開業しました(開業年は2021年)。
個人事業主とサラリーマンの違いの1つが、「一人」だということです。
孤独という意味ではなく、一人です。
誰かを雇うことも可能ですが、基本的には一人でなんでもこなす必要があります。
・経理
・マーケティング活動
・法務
会社で組織されている「部」(営業部、技術部、総務部など)がなく、それぞれの部の役割を一手に自分で引き受けるイメージです。
その中に、「法務」があります。
・なんでも自分でやるのは、人生経験になりますので、面白いです
法務に頼ることは10年に1回くらいだった
私がサラリーマン時代に所属していた会社は、法務部はなかったです。
総務部が窓口で、グループ会社である別会社の法務部が対応していました。
ただ、基本的に、大きな案件は、「顧問弁護士」へ相談することになっていました。
私は会ったことがないのですが、自身の案件で、私の上司が顧問弁護士へ相談に行くということが、10数年勤めている中で、一回だけありました。
- それは、外資系企業と交わす契約書の内容確認(英語の契約書)でした
- これ以外は、対応したことはありません
そのため、個人事業主となった今、このような案件に出会うのかどうか、予想がつきません。
ただ、10数年で1回だけ経験しているわけです。
また、私の所属していた部署(技術部)以外においては、顧問弁護士を利用する案件がたくさんあったかもしれません。
これらを踏まえ、念のため、顧問弁護士に頼むような案件が発生すると想定して、自身で対応できるスキルを身につける方がよいと考えました。
個人事業主として、いろいろやることを楽しんでいることもあり、自分でやろうと思ったわけです。
1-2. 法律を利用したい
私は今まで訴訟を経験したこともないですし、弁護士に会ったこともないです。
弁護士が活躍するドラマや映画を見るくらいでしか、訴訟に触れたことはありません。
そういうドラマでは、弁護士をカッコよく、賢く見せておりますので、そのままのイメージを持っています。
このような状況のため、法律に対しても、興味を持つことはありませんでした。
弁護士に頼まず本人訴訟できることを知った
2018年に退職してから、開業や英語の勉強をしてきたのですが、その中で、「本人訴訟」について知りました。
本人訴訟(ほんにんそしょう)とは、弁護士などの訴訟代理人を選任せずに当事者本人が訴訟を行うことをいう。
日本の話ではありませんが、以下の動画の中で、「本人訴訟」の話が出てきたのがキッカケでした。
単純に、「自分で訴訟をするなんてスゴイなぁ」と思いました。
- 法で犯罪者を助く イギリスの悪党
「弁護士費用が高いから、訴訟はしない」というようなことをネット上でよく聞きます。
- 主に、ネット上の誹謗中傷で悩んでいるような人の発言
私はそれまで、訴訟というのは、弁護士に頼む必要があると思っていました。
国によって違うようですが、日本は本人訴訟を認めています。
日本の民事訴訟法は、弁護士強制主義を採用しておらず、本人訴訟が認められている。
そのため、弁護士に頼まなくても、訴訟は可能です。
今まで理不尽な扱いを受けていたのに関わらず、「お金がない」という理由で訴訟を諦めていたのであれば、非常にもったいないことだと思うようになりました。
お金がなくても(弁護士に頼まなくても)、訴訟はできます。
我慢する必要はないです。
このことを知って、今後の人生において、本人訴訟ができる知識(スキル)を身につけておきたいと思うようになりました。
法律に「縛られている」というより、法律に「守られている」
訴訟を起こすような案件がない限り、法律を活用することを考えないと思います。
そのため、法律に縛られていると感じる人の方が多いと思います。
・車の速度違反
・車における一時停止無視
私は車に乗るため、以上のような法律違反には注意しないといけません。
そのため、法律に縛られているような感覚です。
ですが、法律は、そういったネガティブなものではないと思います。
そもそも、信号無視や速度違反を法律で縛ることで、車に轢かれるリスクを下げているはずです。
つまり、法律は、ポジティブなものと捉えるべきです。
そして、法律をうまく利用すべきだと思います。
我慢する必要はない
社会生活において、何かトラブルがあった場合は、我慢する必要はないと思います。
誰もが、他人に害されずに生活するために、法律があると思っています。
害されたか否かの判断は、裁判所(第三者)が行うことになりますが、我慢せずに、裁判所に判断を委ねるべきです。
ストレスを溜め続けて生きていく必要はないと思います。
お金がなくても(弁護士に依頼しなくても)本人訴訟は可能です。
私は、本人訴訟ができる知識やスキルを身につけて、楽しい人生生活にしていきたいと思っています。
手を出すな!
私は、「暴漢に襲われた時に自分を守るため」に筋トレをしています。
暴漢に襲われるようなことは、2021年の日本ではほとんど起きないと思っていますが、一応、そういうことに備えて筋トレをしています。
ただ、日本においてよく言われるのは、「手を出したら負け」ということです。
正当防衛という言葉もありますが、街で歩いて絡まれたとしても、手を出すと不利になるのでしょう。
こういった場合、「筋肉」は役に立ちません。
役立つのは「法律」だと思います。
本人訴訟はこういうときにも役に立つと思いました。
筋肉と法律知識(スキル)は、対(つい)にして、両方とも鍛えていこうと思っています。
2. 終わりに
本人訴訟をする予定はまったくありません。
そのため、知識を習得しても、一生使わないかもしれません。
弁護士になるのであれば、他人の弁護をすることで生活していくことになるため、知識を使い続けると思いますが、私は弁護士になるわけではありません。
つまり、得た知識(スキル)は、すべて無駄になるかもしれませんね。
ただ、法律の内容を知っておくことで、堂々と生きていけると思っています。
法律にビクビクせず、法律を利用しながら、個人事業主としていろいろな事業をやっていけると思っています。
「法律は私を守るもの」と考えて、活用していきたいと思います。
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