【悩み】事業が世間に知られていない|【解決策】無料にしよう!|【参考書籍】起業の天才!
【悩み/不安】 事業が世間に知られていない...
【解決策】 最初は無料にして、事業を知ってもらおう!

 

「自分が作り上げた事業(サービス/製品)が、世間に知られていない」

 

どんなに優れたサービス/製品を作れたとしても、世間に知ってもらわないと意味がありません。

誰も使わなければ、評価もされず、そのまま消えていってしまいます。

 

そのため、大企業/中小企業は、「テレビやYouTubeで広告を流す」「雑誌や新聞に広告を載せる」「チラシを配る」などのように、さまざまな方法で、事業(サービス/製品)を知ってもらう活動を行っています。

 

個人事業主も同様で、事業を知ってもらう活動が必要でしょう。

 

いくつものやり方がある中で、今回は、「起業の天才!(著者:大西康之おおにしやすゆき」という本を読んで学んだ方法を紹介します。

 

「起業の天才!(著者:大西康之)」は、就職サイト「リクナビ」を運営する会社である、リクルートの創業物語です。

 



この本を読み、「最初は無料にして、事業を知ってもらおう!」ということを学びました。

 

なお、「起業の天才!(著者:大西康之)」は、個人事業主にとって、やる気を高めてくれる良書です。

大学新聞における小さな広告業から、大企業であるリクルートを作り上げていった物語が語られています。

 

私たち個人事業主も、同じように大きくしていけるのではないかと、気分を盛り上げてくれるような本でした。

やる気が下がっている人は、ぜひ一読してみてください。

1)最初は無料にして、事業を知ってもらおう!

「起業の天才!(著者:大西康之)」より、リクルートの創業者である江副浩正えぞえひろまさ氏のエピソードを紹介します。

 

1-1)無料で顧客を集め、後から有料化する

大学新聞の広告で付き合いのある大企業なら100社くらい簡単に出稿してくれる。
(省略)
東大新聞で求人広告を取りまくった江副えぞえにはそれくらいの自信があった。

ところが、実際に営業を始めると、江副えぞえ胸算用むなざんようは見事にハズれた。
大学新聞のときはあれほど気前よく広告を出してくれた大企業なのに『企業への招待』にはまったく乗ってこないのだ。

(省略)

江副えぞえは「100社」と大見得おおみえを切ったが、就職活動が解禁される数ヶ月前になって集まったのは、それほど有名でない企業が20社ほどだった。
こんな貧相な本では学生が見向きもしないだろう。
江副えぞえは決断した。

「大手企業の広告は無料でいい」

無料と聞くと、国鉄や電電公社が出稿に応じ、なんとか恰好がついた。
結局『企業への招待』創刊号に求人広告を掲載した企業は69社。
うち40社は無料だったため、有料広告は29社。
「起業の天才!(著者:大西康之)」

 

①無料なら事業に参加しやすい

上記引用文における事業は、『企業への招待』という学生の就職活動のための求人広告が掲載された本を作ることです。

この場合、お金を払ってくれる顧客は、求人広告を掲載したい企業、となります。

 

この企業を集めるのに苦労した例です。

 

そして、江副えぞえ氏は、「大手企業の広告は無料でいい」と決断します。

 

これにより、企業が集まり、本としての恰好がつくようになりました。

これが創刊号ですが、次号から有料化し、事業として成功に向かいます。

 

このように、最初は無料にして、顧客を集めることが有効だと感じました。

 

無料であれば、事業に参加しやすいです。

また、大企業のような大きな顧客が参加すれば、それに釣られて、他の顧客も参加する可能性があります。

 

顧客がTwitterなどで拡散してくれる可能性もあるでしょう。

 

とにかく無料。

無料にすれば、事業を世間に知ってもらえる可能性が高まるはずです。


②優れた事業であれば、有料化できるはずだと信じよう

創刊号は赤字だったが、翌年は無料掲載の企業がすべて有料に切り替わり、掲載社数も増えて売上高は一気に4倍。
会社を支える太い幹ができた。
「起業の天才!(著者:大西康之)」

 

「無料からの有料化」や「100円から200円への値上げ」は、顧客離れを引き起こす気がします。

だから、実施するのに勇気がいることだと思います。

 

ただ、もし、自分の事業が本当に優れており、世間に役立つものであれば、無料から有料にするのに問題はないでしょう。

 

無料のままだと当然、利益が得られずに、衰退していきます。

そのため、上記の引用文のとおり、有料化に移行すべきです。

 

自分の事業を信じられるかどうかだと思います。

自信を持って、有料化ができるような事業を作り上げたいですね。

 

(ただし、以下の記事のように、無料にして、顧客以外からお金を取る仕組みを考えることもできます)


③ヤフーBBの例

モデムを無料で配り、利用料金を4割下げれば、ヤフーBBの儲けはほとんどないか、もしくは赤字である。
この大胆な戦略で孫正義そんまさよしは時間を買った。
孫の狙いは、少しでも早く、ひとりでも多く顧客を囲い込むことにあった。
最初は赤字でも、まず自社のプラットフォーム(インターネットのサービス基盤)に顧客を囲い込む。
そうして後から顧客に広告を見せたり、課金サービスを提供したりして利益を生み出すのである。

ヤフーBBの場合は「Yahoo!」が日本最大のポータル・サイトになったことで莫大な広告料収入が転がり込んだ。
やがてネットオークションの「ヤフオク」、ネットショッピングの「ヤフーショッピング」でも稼げるようになった。
ADSLモデムの無料配布で「陣取り合戦」に勝利したことが、最大の勝因である。 「起業の天才!(著者:大西康之)」

 

リクルートの話ではないですが、同じように無料の話がありましたので取り上げます。

2001年頃の、ヤフーBBの戦略です。

 

とにかく顧客を多く集められれば、後からでも、利益を生み出す仕組みを作ることは可能だということです。

 

逆にいうと、人を集められなければ、事業としての成功は難しいでしょう。

 

無料で顧客を集める。

 

これは、私たち個人事業主も活用すべき戦略だと思いました。

 

2)終わりに

「タダより高いものはない」という言葉もあると思います。

タダでサービスを受けられても、「広告が毎週届くようになる」「訪問販売の訪問が増える」など、人によってはあまりよくないことが起こるということです。

 

ただ、やはり、無料は顧客にとって嬉しいことです。

そのサービス/製品を体験することができます。

 

これにより、本当に必要だと思えば、有料でも使っていくでしょう。

 

事業を知ってもらえないと悩んでいるのであれば、一度、無料でサービス提供することを考えてみてはいかがでしょうか。

 

 

なお、本記事と同じような悩みの解決策を、別の本などで見つけた場合は、別の記事にまとめていく予定です。

本記事を読んで、「これだ!」と思えなかった場合は、別の記事も読んでみてください。

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