
【悩み/不安】 | 事業をこのまま継続できるか不安... |
【解決策】 | 事業をたたむまで、データ分析をし続けよう! |
「事業を継続できるか不安である」
私たち個人事業主は、企業に所属する会社員以上に、事業継続に不安を持っているはずです。
生きるか死ぬかの問題だからです。
それなのに、相談相手もおらず、基本的に1人で事業を運営しています。
不安になるのは当然です。
ただ、不安に思っていても、問題は解決しません。
とにかく行動。
今回、「起業の天才!(著者:大西康之)」という本を読み、事業継続のための行動を1つ習いましたので、そのキッカケとなったエピソードを紹介します。
「起業の天才!(著者:大西康之)」は、就職サイト「リクナビ」を運営する会社である、リクルートの創業物語です。
この本を読み、「事業をたたむまで、データ分析をし続けよう!」と思うようになりました。
なお、「起業の天才!(著者:大西康之)」は、個人事業主にとって、やる気を高めてくれる良書です。
大学新聞における小さな広告業から、大企業であるリクルートを作り上げていった物語が語られています。
私たち個人事業主も、同じように大きくしていけるのではないかと、気分を盛り上げてくれるような本でした。
やる気が下がっている人は、ぜひ一読してみてください。
目次
1)事業をたたむまで、データ分析をし続けよう!
「起業の天才!(著者:大西康之)」は、リクルートの創業者である江副浩正氏の物語ですが、今回は、リクルート社内のエピソードを紹介します。
1-1)データをもとに改善し続けた
取次を使わず販売ポイントに直接搬入するのは手間がかかる。
しかし、その分、売り場の情報がダイレクトに入ってくる。
取次を通した通常の販売ルートでは、発売した本や雑誌が何冊売れたかが分かるのには時間がかかる。
『住宅情報』は直接搬入ゆえに1週間後には正確な数字が把握できた。
このデータをもとに編集部は「この企画は○」「この企画は×」「このレイアウトは○」「このデザインは×」と、誌面をどんどん刷新していった。
「起業の天才!(著者:大西康之)」
①データ分析により改善をしよう
どんな事業(サービス/製品)も、時間の経過とともに、衰退していくものです。
そのため、改善をし続ける必要があります。
大企業も中小企業も、そして、私たち個人事業主も一緒でしょう。
改善をするためには、データ分析が必要です。
データ分析の方法は様々あり、多数の本が出ているようですが、まずは、上記の引用文のとおり、良かった点と悪かった点を抜き出せばいいと思います。
「何が悪かったのか」だけでなく「何が良かったのか」も把握したほうがよさそうですね。
- 悪かった点は、良くしていく
- 良かった点は、他のものにも適用していく
このようなデータ分析と改善は、事業をたたむまで、続ける必要があると思ってます。
終わりは事業の終了までです。
長く続く行動は疲れますが、事業継続には必須な対応だと思ってます。
②データを集める
データ分析のためには、データを集める仕組みを作る必要があります。
上記引用文のとおり、多少手間だとしても、データが集まるのであれば、手間な方法を選択する方がよいと思いました。
また、新しい事業を思いついたら、必ず、顧客のデータなどを蓄積したり見える化できる仕組みを入れ込むべきです。
昨今、AI(人工知能)の活用に焦点が当たっていますが、そのためには必ず、莫大なデータが必要となります。
そのデータを取得する仕組みがないと、AIの恩恵を受けることができません。
私もかつて、会社に所属している時に、社内におけるAIの活用について研究していたのですが、データ分析のためのデータが少ないため、思うようにAIを活用できない、ということがしばしばありました。
これから事業を始めるという人は、将来を見越して、データを集める仕組みだけは入れ込んでおくと、後々役に立つと思います。
2)終わりに
私も本ブログについては、データ分析の仕組みを取り入れています。
Googleアナリティクスです。
ブログのアクセス数などを確認できますが、これにより、どのような記事が人気なのかが把握できるため、やはり改善がしやすいです。
データを分析して改善をするのは、事業における基礎だと思います。
そういった本も多数出ているようなので、今後、個人事業主に良さそうな本を見つけたら、紹介していきたいと思います。
なお、本記事と同じような悩みの解決策を、別の本などで見つけた場合は、別の記事にまとめていく予定です。
本記事を読んで、「これだ!」と思えなかった場合は、別の記事も読んでみてください。