
【悩み/不安】 | 何にお金を使えばいいか分からない... |
【解決策】 | 個人事業主は、お金をすべて事業へ投資しよう! |
「事業に成功したら、高級車に乗るんだ!」
「事業に成功したら、世界一周旅行に行くんだ!」
個人事業主として独立した理由の一つとして、「お金」を挙げる人もいるかと思います。
企業に属して給料をもらう時と比べ、個人事業主は給与体系はありませんし、上限もありません。
うまくいけば、とんでもない額のお金を稼ぐ可能性を秘めています。
私もそうでした。
企業に所属しているとき、「30歳くらいで年収500万円後半くらい(残業代を多く含む)」で、そのまま会社員でいるとおそらく「年収800万円くらいで定年退職」、という未来だったと思います。
年収1,000万円プレイヤーがいない会社でした(役員以外)。
退職したのは33歳ですが、その頃の私は、高級車にハマっており、メルセデスベンツのSクラスやアウディのA8など、1,000万円級の車がほしいと思っていました。
「会社に所属したままだと、絶対に買えない」
これが個人事業主に挑戦するキッカケの1つとなっています。
(その他にも、会社への不満、社員への呆れなど、さまざまあります‥)
そのため私は、個人事業主としての目標(人生の目標)として、「高級車に乗ること」を掲げておりました。
ただ今回、「起業の天才!(著者:大西康之)」という本を読み、考え方が変わりましたので、そのキッカケとなったエピソードを紹介します。
「起業の天才!(著者:大西康之)」は、就職サイト「リクナビ」を運営する会社である、リクルートの創業物語です。
この本を読み、「お金をすべて事業へ投資しよう!」と思うようになりました。
なお、「起業の天才!(著者:大西康之)」は、個人事業主にとって、やる気を高めてくれる良書です。
大学新聞における小さな広告業から、大企業であるリクルートを作り上げていった物語が語られています。
私たち個人事業主も、同じように大きくしていけるのではないかと、気分を盛り上げてくれるような本でした。
やる気が下がっている人は、ぜひ一読してみてください。
目次
1)お金をすべて事業へ投資しよう!
「起業の天才!(著者:大西康之)」から、リクルートの創業者である江副浩正氏のエピソードを紹介します。
1-1)高級車に目もくれないリクルートの創業者
合理主義者の江副は世間体もかまわない。
大企業の社長が使う黒塗りのハイヤーには見向きもしなかった。行き先が帝国ホテルでも、江副は総務部の若手「シゲちゃん」こと重田里志に、『リクルートブック』の運搬用のライトバンを運転させた。
「起業の天才!(著者:大西康之)」
①起業家が高級車などを目標に、事業をしているとは思えなくなった
高級車などの欲しいものを手帳に書き出し、毎日眺めることで、モチベーションを保っている起業家もいると思います。
そのような話を聞いたことがあります。
ただ今回、上記の引用文に出会って、「起業家は自分の事業を大きくすることにしか興味がないのではないか?」と思うようになりました。
- 高級車に乗るより、事業を大きくすることの方が楽しい
- 映画や動画を見るより、事業を大きくすることの方が楽しい
- 旅行に行くより、事業を大きくすることの方が楽しい
私の起業家のイメージが、上記のように、「どんな趣味より事業を大きくすることの方が快感である人」というイメージに変わりました。
「だから、起業家は、24時間365日、事業のことしか考えないんだ」
「それが楽しくて仕方がないから、苦じゃないんだ」
「だから、それを社員に押し付けて残業させてしまい、問題が起こることがあるんだ」
このように考えました。
私は個人事業主として成功したいです。
そのためには、自分の欲求を物欲などではなく、事業へ向けるべきだと思いました。
- 事業をするのが趣味であり、楽しい。
- 快感である。
このように考えるようになれば、24時間365日仕事をすることも苦じゃないですし、それだけ時間や労力やお金を注ぎ込むことになりますので、成功する確率も上がると考えます。
このように、ほんの少しの文章でしたが、私の考え方を変えてしまうエピソードでした。
2)終わりに
江副氏もずっと贅沢をしていなかったわけではないです。
本の中にも、週末にヘリでスキー場まで行くというエピソードがありました。
だんだんと、贅沢をしていったのかもしれません。
ただ、初期の頃は、自分の事業を大きくすることだけを考えていたのだろうと思ってます。
私たち個人事業主もこれを見習い、自分が実施している事業を大きくしていく(日本一にする)ことにすべて(時間、お金、労力)を賭けてみてはいかがでしょうか。
なお、本記事と同じような悩みの解決策を、別の本などで見つけた場合は、別の記事にまとめていく予定です。
本記事を読んで、「これだ!」と思えなかった場合は、別の記事も読んでみてください。