![(FXトレード日記-No.005)過去の負けた手法[2]:20倍レバレッジでの勝負](https://ryoichihiraoka.net/wp-content/uploads/2021/10/FXトレード日記005.png)
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ゴール
- FXで85万円の利益確定する
目的
- 資産運用の通算成績をプラスにするため
- 2014年〜2021年3月までの成績:マイナス849,455円
- 株、FX、ゴールド、シルバー、プラチナ、仮想通貨の合計額
私は2021年10月現在、FXで85万円の利益確定を目指しています。
投資金(元手)は、34万円です。
実は、2021年1月〜3月にも、FXに挑戦したのですが、39,084円の損失でした。
その後、4月から改めてFXに再挑戦していたのですが、2021年10月19日に85万円の利益確定を目指すことを宣言しました。
さて、2021年1月〜3月は、なぜ39,084円も負けたのでしょうか?
トレードで負けたのであれば、その理由を解明し、今後のトレード手法に活かすべきだと思いました。
もう半年以上も前なので詳細に当時のことを思い出すのは難しいのですが、思い出せる範囲で過去のトレード手法を検証していきたいと思います。
本記事はその第二弾となります。
第一弾は以下の記事となります。
目次
1. 高レバレッジで勝負し、損失に耐えられなくなり、強制ロスカット
株式投資と比べ、FXが優れている点は、高いレバレッジで運用できることだと思っています。
レバレッジとは、預入れている資金(預入証拠金)に対して何倍の為替取引を行っているか=投資倍率を意味します。
FX PLUSでは、口座全体の取引額に対して4%(※)以上の証拠金が必要となるため、個別の取引ごとにレバレッジを変更することはできません。
4%の必要証拠金を差入れている場合のレバレッジ効果は最大(25倍)となります。
私は運用資金が34万円しかありません。
例えば1%の利益だと、3,400円です。
これが、25倍のレバレッジだと、34万円の元手で、850万円の運用ができます。
この場合、1%の利益は、85,000円になります。
3,400円と85,000円では大きな違いがありますね。
当然、損失についても同様なので、リスクも高まりますが、利益が高まるということも重要です。
私は、2021年1月当初、10万円の資金(元手)でFXを実施していたのですが、20倍近いレバレッジで運用しておりました。
例えば、以下の写真のように、取引可能目安が58,000の場合、50,000で取引していました。
「キリが良い数字」で、「できるだけめいいっぱい」、ただ、「若干の余力を残す」という考えです。
千の位を残すようにした取引量です。
ほとんど何も考えずにやっていたんだと思います。
逆張りの実施
私は2021年1月〜3月は、逆張りで勝負していました。
つまり、値上がりを待ち、そろそろ落ちるだろうと思った時に売りを入れます。
逆に、値下がりを待ち、そろそろ上がるだろうと思った時に買いを入れます。
チャートを見ていると、誰でも、一番高いところで売り、一番低いところで買いを入れたくなるものです。
それが一番利益になりますからね。
私もそのように考えていました。
ただ、当然ながら、思うようにはいかないです。
思うようにいく時もありますが、大抵は、値下がると思ってもそのまま上がっていきます。
その後、うまくいけば、ちょっと上がったところで落ち始めて、利益になることもあります。
どのくらい耐えられるかが重要
逆張りでは、どのくらい耐えられるかが重要だと思っています。
天井とど底を毎回当て続けるのは難しいからです。
必ず予想とは反して、そのまま値上がり続け、含み損を抱えることになります。
含み損になっても損失ではありません。
チャートは上下するので、値上がり後に、値下がれば、含み損が含み益になります。
含み益の時に売れば利益確定になるため、含み損益は、損失ではないと思っています。
ただ、FXでは、強制ロスカット(自動ロスカット)という仕組みがあります。
お客様の証拠金維持率がロスカット率(※1)以下となった場合、
①全ての新規注文が強制的に取消
されます。
それでも証拠金維持率がロスカット率以下となっている場合、お客様に通知することなく
②全ての未決済建玉が強制的に決済(※2)
されます。
強制ロスカットが発生
簡単にいうと、含み損が増え続け、自身が保有している元手では支払えないくらいの損失になるのを避けるため、強制的に「損失のまま決済」してしまうことです。
この仕組みは、FXをする人の資金を守る仕組みのため、大変ありがたい仕組みです。
例えば、病気や怪我で取引できなくなった時、いつの間にか含み損が、自分の元手を超えていたら大変です。
借金を背負うことになりますからね。
私は2021年1月〜3月に1〜2度、この強制ロスカットを引き起こしました。
レバレッジを高め(20倍くらい)で運用していたため、含み損が増えすぎて耐えられなくなったわけです。
強制ロスカットのあとに跳ね返る!(ことが多かった)
誰もが経験していると思いますが、なぜか、自分が損切りした後(や強制ロスカットした後)に、チャートは跳ね返ります。
「もうちょっと耐えていれば、含み益になっていたのに!」というのは何度もあります。
強制ロスカットは1〜2回ですが、含み損に心理的に耐えきれなくなって、自分で損切りしたことも何度もあるのですが、その場合も、ほとんどの場合跳ね返りました。
おそらく2021年1月〜3月の私は、-20pipsくらいでもうダメでした。
怖くなって、気持ち的に耐えきれなくなって損切りです。
20倍近くの高いレバレッジで運用していたのも原因だと思います。
含み損が、1千円程度ならよいですが、1万円を超えると気持ちが大きく落ち込んでいきました。
ただ、その後に、チャートが跳ね返ることが多かったです。
学んだこと
ここで学んだことは、「損失に耐え切れるくらいのレバレッジにすべき」と「チャートは跳ね返ることが多いから我慢して耐える」ということです。
2021年4月からは、最大でも10倍のレバレッジで、また、含み損も-100pipsまでは耐えることにしました。
2021年1月〜3月のときよりも、勝ちやすくなったような気がします。
2. 終わりに
2021年10月現在の私は、20倍のレバレッジでは取引しません。
10倍でする予定ですが、もっと小さく、10,000通貨でしようと思っています。
この数字の方が、私にとって、含み益も含み損も、気持ちを落ち着かせやすいです。
基本的には、1日100pipsを超えない範囲の動きが多いので、-1万円〜+1万円の含み損益です。
どうも私は、含み損がマイナス1万円以上になると、精神的にツライですね。
含み益の方は、1,000円でも気持ちが高まるので、10,000通貨がちょうど良いです。
ただこれでは、大きな利益を得ることが難しくなるので、利益確定85万円の目標が遠ざかってしまったかもしれませんね。
レバレッジを高めることはしたくないので、別のやり方を考えたいと思います。
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