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ゴール
- 資産運用により『月収10万円』を達成する!
目的
- 「お金」に「お金」を稼がせる資産家になるため
- 12ヶ月間連続で、以下の式が成り立った場合、資産家になったとする
- 【1ヶ月の生活費 < 資産運用の月収】
基本方針(ポリシー)
- 「お金」を使って、「お金」を稼ぐ
- 「時間」は使わない
- 「時間」は個人事業主としての事業に使う
補足
- 「資産」とは?
- 「お金を生み出してくれる、価値がありそうなもの」
- 日本株、米国株、投資信託、債券
- 外貨、仮想通貨
- 金(ゴールド)、銀(シルバー)、プラチナ
- 不動産、駐車場経営
- 美術品
- 「お金を生み出してくれる、価値がありそうなもの」
- 「資産家」とは?
- 「資産」を多く持っている人
私は2021年11月現在、資産運用により月収10万円を確保することに挑戦中です。
2021年9月27日に宣言しました。
資産家になるために、精神的なことも学んでいます。
前回は『金持ち父さん 貧乏父さん』という本を読みました。
今回の本はその続編です。
『金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント』という本になります。
キャッシュフロー・クワドラントというのは、収入を得る方法を4つに分けた図のことです。
2. 自分自身が雇い主である自営業者
3. 自分のビジネスをもつビジネスオーナー
4. 投資することでお金に働かせる投資家
私は、資産家になるため(お金持ちになるため)、サラリーマンを辞めて個人事業主として開業しました。
ただ、これは、上記で言うと2番に該当するのですが、本書では勧められていません。
本書では、3番と4番になるように勧めています。
これが経済的に自由になるための方法のようです。
1番も2番も、自分の体を使ってお金を稼ぐことから、病気になると収入がゼロになります。
一方、3番のビジネスオーナーや4番の投資家は、自分以外の人やお金が働いているため、何もしなくても収入を確保できます。
1番と2番は、収入面でいって不利な立場になっています。
ほかにも、3番と4番は、1番と2番に比べ、圧倒的に時間が有り余ります。
本当に自由な人生を送ることになります。
これが3番と4番を目指すべき理由です。
本書では、ビジネスオーナーと投資家になるための、考え方を学ぶことができました。
私は2番の自営業者になりますが、3番のビジネスを作るか、4番の投資家になるか、もしくは両方を作るかをこれから考えていきたいと思いました。
2番のままだと、自由になれそうにありません。
本書読みながら、しっかり人生設計していきたいと思いました。
本記事では、本書を読んで参考になった点をまとめたいと思います。
なお、私は本書を、3時間18分で読み終えました。
- 11月11日:19分
- 11月11日:45分
- 11月12日:53分
- 11月12日:47分
- 11月12日:34分
目次
1. 自営業者とビジネスオーナーの違いは、自分でやりたいか、やらせるか
私は個人事業主なので、本書の自営業者の位置付けになります。
そのほか、弁護士や医者で開業している人たちもこの位置付けになります。
雇われて仕事をしているわけではないですが、自営業者は体が資本であり、病気になったり休んでしまうと、収入がゼロになるリスクがあります。
そのため、ビジネスオーナーになることを勧めています。
これにより、経済的にも時間的にも自由な生活を送れるようになるようです。
個人事業主は一見、オーナーのようなイメージですが、「自分でやっている」というところが問題のようです。
誰かにやってもらう、というやり方にすれば、それはビジネスオーナーの方法になります。
以下引用文は、「S:自営業者」「B:ビジネスオーナー」です。
仕事を他人に任せるのがきらいな(自分よりうまくできる人はいないと思っているから)Sとは反対に、Bはそうするのが好きだ。
Bはよくこんなふうに言う。
「人を雇ってそれをやってもらうことができて、しかも自分でやるよりうまくやってくれるとしたら、自分でやることはない」金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント
自営業者と実施しているビジネスについて、他人にやってもらうようなシステムに変えていけば、ビジネスオーナーになれます。
ビジネスオーナーであれば、自分が働いていなくても、従業員が働くことになるため、経済的にも時間的にも自由になれるということです。
リーダーシップの能力が必要
ビジネスオーナーになるにはリーダーシップの能力が必要のようです。
「リーダーシップとは、他人の力を最大限に引き出す能力だ」
金持ち父さんはよくそう言っていた。金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント
これは他人と働く経験がないと身につかないかもしれませんね。
個人事業主や自営業者を選択した人は、あまり他人と働きたくないと思っているのではないでしょうか?
私はそうです。
そういう人がいきなり、リーダーシップを発揮して、ビジネスオーナーとして成功するのは、結構ハードなことだと思いました。
この辺りは、向き不向きもあるかもしれません。
私はちょっと厳しい印象を受けました。
ただ、実はそのような能力がある可能性もあります。
個人事業主として一生過ごすのではなく、ビジネスオーナーになることも考えながら過ごし、何かのキッカケでビジネスオーナーになることに挑戦していくようにしたいと思います。
初めから諦めることはしません。
少しずつでも準備をしていきたいと思いました。
2. 金持ちになりたい人は、投資家
前回読んだ『金持ち父さん 貧乏父さん』では、「資産を買え、負債を買うな」ということを学びました。
資産を買うということで、本書でいうと、「投資家」になることを示します。
本書では、この投資家が、お金持ちになるための最終目的地だと言っています。
以下引用文の、「I:投資家」です。
Iクワドラントこそ金持ちの活動の場だ。
いまどのクワドラントから収入を得ていようと、いつか金持ちになりたいと考えている人はだれでも、最終的にはこのクワドラントに来なければならない。
なぜならお金が富へと変化するのはこのIクワドラントにほかならないからだ。金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント
ビジネスオーナーと違い、従業員ではなくお金に働いてもらう方法です。
これが最終的に目指すところとなります。
投資は徹底的に調べ、考えることが必要
私は資産家について、時間を使わずにお金を稼ぐことと定義していました。
確かに、最終的にはそのようになるのかもしれません。
ただ、そこまでに行くための過程では、時間を使ってしっかり勉強することが必要のようです。
私は勘違いをしていました。
これからはしっかりと勉強していきたいと思います。
株であれば、株価とか簡単に目に見えるものだけを見るのではなく、しっかりと頭で考えることを実施したいと思います。
「不動産はあくまで不動産で、会社の株券は会社の株券だ。
そういったものは目で見ることができる。
でも、ほんとうに大切なことは目に見えない。
取引、お金に関する取り決め、市場、マネージメント、リスク要因、キャッシュフロー、会社の組織、税制、そのほか投資のよしあしを左右する多くのことは実際には目に見えないが、それがいちばん大事なんだ」金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント
私は2021年11月現在、FXのトレードで負けています。
今までFXに関する勉強を全くしてこなかったことが原因でしょう。
勝てるわけがないです。
「通貨の価格がなぜ上下したのか?」
これをしっかり考えてトレードするようにしたいと思います。
会社の名前で判断しない
私は2021年11月現在、1つも株を持っていないのですが、大暴落が起きたら買おうと思っています。
ただ、その銘柄は、「潰れにくそう」など、なんとなくで決めていました。
これでは良くないですね。
たいていの人は不動産の値段や株を発行している会社の名前ばかりに注目し、目に見えるもの、あるいはブローカーが教えてくれたことや会社の同僚からの耳より情報などをあてにして決定を下す。
そして、多くの場合、理性ではなく感情に動かされて買ってしまう。金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント
「大きい企業だから潰れないだろう」という、理性ではなく感情で買ってしまうと、投資に失敗するでしょう。
しっかりとその会社が大丈夫であるという、自分なりの考えを出してから、購入をしたいと思います。
適当に買うのは絶対にやめます。
3. 株だから資産、ということではない
前回読んだ『金持ち父さん 貧乏父さん』では、「資産を買え」ということだったので、株や不動産を買っていこうと思っていました。
ただ、それらは、価値が下がれば資産ではありません。
このことを忘れそうになっていたので、しっかりと頭に叩き込もうと思います。
「つまり、百ドルで買った金(きん)を二百ドルで売ればその金は資産だ。
だが、反対に二百ドルで買った金を百ドルで売った場合は、この取引において金は負債だ。金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント
前回読んだ本の資産と負債の定義は以下でした。
資産は私のポケットにお金を入れてくれる
負債は私のポケットからお金をとっていく金持ち父さん 貧乏父さん
資産は、イメージ的は、定期的にお金を入れてくれるような、株の配当金や家賃収入だと思ったのですが、本書を読むと、配当金がない株の売買で利益をあげたとしても、資産と考えて良さそうですね。
とにかく、価値が上がるかどうかを徹底的に調べる必要があるということです。
適当に資産だと思って買ったものが、価値が下がればそれはもう負債です。
数字で考える
価値があるかどうかの分析は、数字で考えることにあるようです。
以下引用文の、「I:投資家」です。
右側、とくにIクワドラントで成功したいと思ったら、言葉ではなく数字で考える必要がある。
まだ言葉でばかり考えているのに投資家になろうとするのは、それこそ危険なことだ金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント
企業の株を買うのであれば、財務諸表などの数字が書かれた資料を徹底的に読み込むべきでしょう。
「他人から聞いた話」「雑誌や新聞に書かれた内容」では遅いです。
自分で数字を分析し、誰よりも早く行動をすべきでしょう。
今後は、ニュースなども見ますが、それよりも、数字に注目したいと思います。
- 株:その企業の財務諸表
- 通貨:その国の財務状況や金利、GDP
数字で表されるものはたくさんあります。
それぞれの数字を比較検討し、買うべき価値ある資産を見つけ出していきたいと思います。
4. 終わりに
本書は、精神的な考え方を学ぶ本ですので、具体的な財務諸表の読み方などは書かれていません。
ビジネスオーナーになるための手順なども同様です。
そういった本については、他の本に頼ることにします。
ただ、成功するための考え方は、本書の内容で十分だと思いました。
非常にわかりやすく、納得いく内容でした。
あとは行動するのみです。
ビジネスオーナーへの道は険しそうですが、投資家への道なら、少しずつ進めそうです。
ゆっくりでもいいので、行動を開始したいと思います。
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